プーケットのダイビングポイントの中でもファンダイビングに人気があるマリンパーク方面。
流れがあったり、潜降ロープがないので中級者向け、もしくはビギナーダイバーは2日目に行くといいポイントです。
- ドクマイ島
- シャークポイント
- キングクルーザー
- アネモネリーフ
日帰りダイビングツアーでは、上記4つのポイントの中から3つを潜ります。
前回のシャークポイントのブログはこちら。
ドクマイ島はどこ?
プーケットのチャロン港からダイビングボートで1時間20分。
海のど真ん中にそびえ立つドクマイ島。
「ドクマイ」は、タイ語だと「花」という意味を持ちます。
水の中に浮かんでいる蓮(はす)の花を連想しているそうです。
水中景観
ドクマイ島は東側と西側でダイビングポイントが分かれており、東側をメインで潜ります。
東側は、切り立った岩壁がそのまま水中20〜25mまで続く、ちょっとしたドロップオフ。
途中、洞窟があって入ることもできます。
反対の西側は、なだらかな斜面。
ハードコーラルが多く群生しています。
全体的に潮の当たるところには大きなウミウチワもあります。
ファンダイビングでのドクマイ島の潜りかた
ここは流れがあっても無くてもドリフトダイビングで潜ります。
ボートからジャイアントストライドエントリーしたら、少し島の近くまで水面移動をして水中の指標を定めてから潜降しましょう。
先ほども言ったように潜降ロープはありません。
水底より壁にたくさんのお魚がいるので、ゆっくりと壁に沿って泳いでいきます。
流れの強さは周期によって変わりますが、強い時は、あっという間に流されて島の端にたどり着きます。
流れの当たらないところもあるので、うまく島の影に隠れながら潜って行くと良いでしょう。
ドクマイ島で見られる魚たち
ワイドかマクロかと言われればマクロのポイント。
だからと言って大きなものがいないわけじゃないんです。
ピックハンドルバラクーダやカメ、時にはジンベエザメも出たりもします。
居着いてるがバンブーシャーク(イヌザメ)。
いつも岩の隙間に隠れているところしか見ることができなくて、こうやってお尻だけとか体の真ん中だけという写真ばかりです。
そして、マクロ。
ゆっくりじっくり探しながら潜ると色々出てくるドクマイ島。
ウミウシ、エビ、ヨウジウオ、カエルアンコウ、ニシキフウライウオなどなど。
この子も随分と居着いてくれているタイガーテールシーホース。
尻尾が黒と黄色のトラ模様。
タイの中でもプーケット側アンダマン海の固有種です。
大きさは8〜10㎝くらいで、個体によって茶色っぽい子もいますが、この子はすごく上品な黄色です。
まとめ
実際のツアーのスケジュールでは、潮汐表で潮の強さを見て1本目か3本目で潜ります。
最初は「ん?」と思うダイブサイトかもしれません。
私も最初、プーケットに来て潜った時にそう思いましたから。笑
でも、ゆっくり魚を探すつもりで潜ると楽しいポイントですよ。