プーケットの基本情報やシーズナリティ

【プーケットの広さ、人口】

プーケットはタイ最大の島。
人口は、約41万人
島の面積は、543平方キロメートルで南北 50キロメートル、東西に21キロメートルと細長い形をしています。
プーケットの名前の由来は、マレー語の(ブキット「丘」)からきたと言われていて、由来の通り、島の地形は全体的に高低差が激しく、多くの森林が存在しています。

国旗

タイの国旗は、三色旗で、それぞれの色に意味があります。

青は「国王・王室」
白は「宗教」
赤は「国民、国家」

一番真ん中の青色は、他の白や赤色よりも2倍の幅があり、国王を中心とした国民の忠誠心と小乗仏教への信仰心を象徴しています。
タイの国旗

【言語】

公用語は、タイ語
プーケットでは、標準語で話すバンコクよりもタイ南部訛りのあるちょっと強めに話すタイ語が耳につくと思います。
日本でいう港町の漁師さん達が話す感じでしょうか?
また南部、特有の方言もあります。
美味しいというタイ語、標準語だと「アロイ」ですが、プーケットの人達は、「ロイ」と言います。
そして、街中で日本語は通じる?
英語は通じる?
プーケットは観光地ですが、日本語はなかなか通じません。
歩いてると冗談で「味の素」「ホンダ」と言われるくらいで会話はできません。
英語は通じるところが多いです。
どちらかというとネイティブの英語より簡単な単語ひとつ、ふたつ程度でも通じます。

【シーズナリティ・服装】

 1〜3月4〜5月6〜10月11〜12月
季節乾季暑季雨季乾季
気温28〜33℃28〜35℃25〜32℃28〜33℃
水温28〜30℃
ダイビング可能なポイント一年中:ラチャ島、マリンパーク方面、ピピ島
10月下旬〜4月:シミラン諸島、スリン諸島、カタビーチ

乾季

一年の季節の中で一番バランスの良い乾季。
季節風の風向きが変わり、島の東側から心地の良い穏やかな風が吹きます。
波も穏やかになり、タイの国立公園に指定されているシミラン諸島やスリン諸島のツアーが開始され観光客も一気に増え出す時期になります。

暑季

一年の中でも、最も暑い季節の暑季。

日差しも強く、風もなく、ジリジリと肌が焼きつくような紫外線を感じることができます。
この時期の4月中旬にタイで有名な旧正月「ソンクラーン」が開催されます。
水を掛け合って体を冷やすという意味もある人気のお祭りです。
5月に入ると少しずつ雨の日もありますがスコール程度。

5月上旬までは海のコンディションも穏やかなのでプーケット近郊の日帰りダイビングからシミラン、スリン諸島へも行けます。

雨季

雨季の特徴として季節風モンスーンの影響で、島の西側から強い風が吹くき込み降水量が多くなります。
雨季と言っても、一日中降っているわけではなく、数時間まとまった雨が降ることが多くなります。
またこの時期は、島の西側のビーチは波が高くなるので、遊泳にはオススメできません。
ダイビングは、プーケット近郊のダイビングポイントでお楽しみいただけます。
シミラン、スリン諸島は10月中旬頃まで半年間の閉鎖期間になります。
また海の透明度は、雨季だから悪いということはなくポイントによって青々しく綺麗な日もあります。

服装について

基本、Tシャツ、短パンで一年中過ごすことができます。
でも、朝夕は肌寒く感じることあったり、屋内の冷房が強すぎたりするので、長袖の羽織りものがあるといいでしょう。
また晴れている時の日差しは日本と比べて強いです。
帽子やサングラス、また日焼けしたくない方は日焼け止めの使用をおすすめします。
また、お寺に観光に行く方は、肌の露出に気をつけてください。タンクトップやミニスカート、膝上の短パンは控えましょう。

【通貨・両替・クレジットカード・チップ】

通貨について

タイの通貨は、「バーツ」英語表記だと「B」もしくは「Bath」と書かれています。

コインは、6種類。
小さい方から、25サタン、50サタン、1バーツ、2バーツ、5バーツ、10バーツ。
紙幣は、5種類。
小さい方から、20バーツ、50バーツ、100バーツ、500バーツ、1000バーツ。
タイのお金

両替について

両替所は、空港を含め街中でもたくさんあります。
両替所によって多少のレートの差はありますが、日本でタイバーツに両替して来るよりも現地で変えたほうがお得かと思います。
またタイの銀行のATMも街中にたくさんあります。
クレジットカードにキャッシング機能が付いていたら、現金がなくなってもタイバーツを引き出すことができます。

クレジットカードの使用について

街中でのクレジットカードの使用についてですが、大きなショッピングモールでは使用できます。
小さな商店、屋台、個人レストランではクレジットカードが使えないと考えておいたほうがいいでしょう。

チップについて

もともとタイでは、チップ習慣がなかったと言われています。
ヨーロッパやアメリカの観光客が増えてきたことで、チップが定着してきたそうです。
日本にはチップ習慣がなく、人にお金をあげるなんて抵抗があるかもしれませんが、気持ちいいサービスだった、良いツアーだったと思った時はチップを払ったほうがいいでしょう。
また、チップを払う時は紙幣です。コインはやめておきましょう。
金額ですが、その時の気持ち次第で構いませんが、目安として2,000バーツあたりの食事やツアーに対して20バーツ1枚を渡すのは少ない気がします。
せめても100バーツくらいを渡してあげると、貰った方も嬉しいと思います。

【宗教】

仏教徒が多いタイの中でも、プーケットはタイ南部にありマレーシアに近いことからイスラム教徒が3〜4割を占めます。 他にはキリスト教などが少数。
タイの仏教は日本の仏教とは違う「上座部仏教」で、 出家したものだけが悟りを開くことができ救われるとされています。
また、一般のタイの人々は「徳を積む」と言われる「タンブン」が大好きです。
何かあるごとにお寺に出向いたり、早朝の僧侶の托鉢時間にお経をあげてもらっています。
またプーケットのイスラム教徒は、マレーシアのイスラム教徒より寛容さがあるように感じます。
女性のヒジャブもその1つで、ここプーケットではイスラム教徒だけどヒジャブを着けていない方も中にはいます。

【病院・薬局】

プーケット内には、大きな総合病院がつあります。
お財布に優しい公立病院が3つ、ハイクオリティーな私立病院が3つあります。
公立病院は、日本でいう健康保険が適応され病院代が保障されるので、タイ人がものすごく多いため待ち時間が長いです。
また私立病院は、待ち時間も少なく設備はすごく清潔感がありますが、治療費は高額になります。
ご自分で加入されている保険があれば、私立病院がお勧めです。
また日本人コーディネーターがいて、通訳や保険の手続きなどもやってくれます。
バンコクプーケット 病院

公立病院

私立病院

  • バンコクプーケット病院(Bangkok Hospital Phuket)
    住所:2/1 Hongyokutis Rd, Tambon Talat Yai, Mueang Phuket District, Phuket 83000
    電話番号:076 254 425
    Webサイト:https://www.phukethospital.com/
  • プーケット国際病院(Bangkok Hospital Siriroj)
    住所:44 Chalermprakiat Ror 9 Road, Wichit, Mueang Phuket District, Phuket 83000
    電話番号:076 361 888
    Webサイト:https://phuketinternationalhospital.com/en/
  • ディブック病院(Dibuk Hospital)
    住所:89/8-9 Moo 2 Chaofa Rd Wichit, Mueang Phuket District, Phuket 83000
    電話番号:076 298 298
    ウェブサイト:https://www.dibukhospital.com/

薬局

タイの薬局は日本より薬事法が緩いので、日本では処方箋がないと買えない薬も薬の名前さえわかっていれば買うことができます。
薬局は、街中にコンビニと同じくらい数があって「Pharmacy」の看板が目印になります。
また、解熱剤、酔い止め程度の薬ならコンビニでも買うことができます。

【コンセント・電圧】

コンセント

プーケットのコンセントの形状は、日本と同じAタイプのものが多いですが、たまにホテルでは、差込みが丸い棒状のCタイプや稀にある三本の棒状のBFタイプになります。
また、マルチで使えるコンセントもあります。
心配な方は、変換プラグを用意しておくと良いかと思います。
コンセントの形状
コンセント口

電圧

プーケットの電圧は、220Vです。
日本の電圧は100Vなので、日本で使われている電化製品は、100V用に作られているものもあります。
必ずプラグ近くに対応電圧の記載があり、100~240Vと書かれていれば、変圧器がなくてもその電圧範囲以内であれば使うことができます。
100Vまでしか使えない電化製品をプーケットで使おうとすると、壊れたりコンセントから火が出たりするので必ず確認してから使いましょう。
また、ダイビングボート上の電圧も220Vになります。

【WiFi・携帯電話SIM】

プーケット空港、ホテル、ショッピングモール、大きなレストランは無料WiFiがありますが、街中ではWiFiを見つけることができません。
ですので、日本からWiFiルーターを持ってくるか、SIMフリー携帯をお使いの方はタイ国内でSIMカードを買い入れ替えて使うことができます。
タイ国内のSIMカードは、空港、コンビニで買うことができます。
タイ国内のキャリアは3つ。
プーケット内で使うには、どのキャリアも問題なく使うことができますが、離島で強いのはdtacかAISです。キャリアごとにお勧めのプランがありますので下記をご覧になってみてください。

【公共交通機関】

トゥクトゥク

軽自動車を改造した車で、前が運転席で後ろの荷台部分が座席になっています。
街中の色々な場所にトゥクトゥクの待機場所があるので、プーケットの中で一番に捕まえやすい交通機関になっています。

料金は、ある程度決まっていますが、移動する距離と人数によって変わるので、運転手さんと交渉をする形になっています。

昔のガイドブックには、「ぼったくられた」など口コミが書かれていますが、最近はそのような話はあまり聞きません。
ちゃんとした料金表の看板もできました。 同じ地区内の移動で一台200バーツくらい。
トゥクトゥク

ソンテウ

トラックを改造してできたプーケットの路線バス。
距離に関係なく一律料金(50B)でしかも安いのですが、あまり決まった時刻表がないのとゆっくり街中を走るので急いでる方には不向きです。
街中観光目的でブラブラとするにはいいでしょう。
停留所ではなくても乗りたいとことで待ってて、車が見てたら車を止めて途中から乗ることもできます。

プーケットスマートバス

プーケットスマートバスは、プーケットのリゾートが集中する西海岸と空港を繫ぐバスです。プーケットのローカルバスは、他にもいくつか種類はありますが、空港と観光客の多いビーチを一本のバスで行き来することができます。格安に移動できるとても便利な公共交通機関です。

・ブログ「プーケット空港から各ビーチへ割安なプーケットスマートバス

バイクタクシー

トゥクトゥクと同じくらい街中を走っていて、運転手さんは赤いベストを着ています。
料金は車のトゥクトゥクより安いので、ちょっとの移動にはバイクタクシーが人気です。

距離によって値段は変わりますが、同じ地区内移動で40バーツくらい。