世界一周旅行中のご夫婦が、日本からスタートして4か国目のタイ・プーケットへ。この旅に合わせてオープンウォーターダイバーの資格を取得し、すでにオーストラリアで初のファンダイビングも体験済み。そして今回、いよいよアンダマン海・プーケットの海に挑戦です。それではツアーの様子をまとめてみました。
このブログは、2006年からプーケットに在住しているダイビングインストラクターが書いています。プーケットのダイビングに興味がある方の参考になれば嬉しいです。
海を求めてプーケットへ

1日目はラチャノイ島とラチャヤイ島でのんびりダイビング、2日目は急遽決まったシミラン諸島の日帰りトリップへ行ってきました。
乾季の始まりを迎えたプーケット。
例年なら風向きも変わり、海もだんだんと穏やかになっていく時期ですが、今年は低気圧の接近が何度も重なり、まだ雨季のような不安定な天候が続いていました。雨が降ったり、風が吹いたり、時には波も出たり。それでも、水中に潜ってしまえば別世界。青く澄んだ海の中は、まさに南国らしい光景が広がっていました。
ダイビングスケジュール
【1日目】
1本目 バナナベイ(ラチャノイ島)
2本目 フリーダムベイ(ラチャノイ島)
3本目 ベイ1(ラチャヤイ島)
【2日目】
1本目 スナッパーアレー(シミラン諸島No,9)
2本目 スリーツリーズ(シミラン諸島No,9)
ラチャノイ島とラチャヤイ島でのんびりダイブ

抜群の透明度でお出迎えしてくれたラチャノイ島。初心者のお二人にはピッタリのコンディションでした。1本目はすごく緊張していましたがエントリーして、しばらくすると慣れた様子。サンゴ周りにたくさんいたクジャクスズメダイやスカシテンジダイのキラキラ感に感動していました。
2本目は、少し流れがありましたが、ゆっくり流されながらアカヒメジやウミウサギガイ、そしてカマスの群れに囲まれてきました。ラチャノイ島の後はラチャヤイ島へ移動。沈船ダイブから始まり、最後はテルメアジの大群と遊んで終了しました。
期間限定シミラン諸島の日帰りトリップへ
2日目は、せっかくの機会ということで急遽シミラン諸島のトリップを追加!シミランは11月から5月の乾季限定でオープンするタイの海洋国立海洋公園エリア。世界的にも透明度が高く、美しい白砂の海底と魚影の濃さで知られています。
この日も波があり、スピードボードでの移動はちょっと大変でした。でもシミラン諸島に着いて海を眺めると、真っ青で癒される〜。
1本目のスナッパーアレーでは白い砂地とリーフの上をドリフト。満月の前日ということもあって、流れもありました。シミラン諸島でもスカシテンジダイが大量に爆発しており、どこでもキラキラの景色。その群れを狙ってカスミアジやキツネフエフキが捕食していました。
2本目のスリーツリーズでは、ハードコーラルの群生の中で、食事に夢中なウミガメがいました。また時折通り過ぎるフュージラーの群れ、目の前にヒラヒラと泳いでいるスズメダイやカクレクマノミがとっても可愛らしかったです。
まとめ
世界一周の途中で訪れたアンダマン海・プーケットの海。ラチャノイ・ラチャヤイでは穏やかな癒しを、シミランでは迫力ある魚影と青さを体験。それぞれの魅力が詰まった2日間でした。旅の途中で新しい海に潜り、新しい思い出がまたひとつ増えましたね!
次はどんな海が待っているのかなぁ〜?!次の国へのワクワクが止まりませんね。ご参加いただきありがとうございました。
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