2日前にラチャノイ島とラチャヤイ島でチェックダイブをし1日休憩をしてからのシミラン、リチェリューロック 2泊3日のダイブクルーズへ。リチェリューロックをまた潜りたい!というご主人のご希望で仲良しご夫婦をご案内してきました。
このブログは、ダイブクルーズやシミラン諸島に興味がある方の参考になれば嬉しいです。
思い出のリチェリューロック目指して行ってきました
実は今回の日程、最少催行人数がなかなか集まらず予定の2週間前に催行できることが決まりました。ちょっと冷や冷やしたのですが予定通り出港できホッと一安心。なので乗船人数も15人ほどと少なく、船内は広々と寛ぐことができました。
ダイビングスケジュール
【1日目】
1本目 スリーツリーズ(#9)
2本目 ノースポイント(#9)
3本目 ウエストリッジ(ボン島)
【2日目】
1本目 リチェリューロック
2本目 リチェリューロック
3本目 リチェリューロック
4本目 タチャイピナクル(タチャイ島)
【3日目】
1本目 シャークフィンリーフ(#3)
2本目 ストーンヘンジ(#4)
3本目 モニュメント(#5)
風もなく天気も良かったけどサーモクラインが多かった
1日目と2日目の日中は、天気も良く風も波もなくとにかく暑かったです。夜に小雨が降ることはあったのですが朝には止んでいました。しかし最終日は朝からどんより。でもビーチタイムあたりから晴れて貸し切りの真っ白のビーチを歩いてきましたよ。
1日目
1本目と2本目はシミラン諸島9番からスタート。今年はシーズン始めからサーモクラインが多いのですが、今回も深場はびっしりとサーモクラインが入っていて27-28度とびっくりするほどの抵温ではなかったものの、浅場は30-31度くらいあるのでその差に辛い時もありました。今回、3mmロングのウエットスーツで潜りましたが、ご自分のウエットスーツがある方はロングが良いですよ。
さてと、まずは砂地でオーロラパートナーゴビーを観察。最近はラチャヤイ島でもたまに見かけますが、これだけあちこちにいるのはシミラン諸島だけですね。そして、イエローバックフュージラーやクマザサハナムロの群れ。群れがやってきた〜!と喜んでいると2、3分後にサーモクラインが押し寄せて一気に冷たくそして流れが強くなるの繰り返しでした。
この日は、ナイトダイブはスキップしてシミラン諸島からボン島までの3本を潜りましたが、サンゴ周りはびっしりと小魚がいて、小魚がいれば捕食するカスミアジやキツネフエフキ、アミメフエダイがその周りを勢いよく泳ぎ回っていたのが印象的でした。
2日目
リチェリューロックで停泊して朝を迎えたのですが、全く波もなく最高のコンディション。朝一から3本潜りましたが、何本潜っても飽きないくらい魚だらけの水中でした。まずはリチェリューロック全部が小魚で覆われていてその小魚の量にびっくり!
小さなハコフグやクマノミなんて、小魚の中にいるもんだから全然見えません。笑
そして1番すごかったのは、ロンニンアジ、ツムブリ、キツネフエフキが固まって群れになり捕食し回っていたこと。その群れの大きさと勢いにダイバーみんなが目が点になって見ておりました。最後のタチャイ島も流れは中程度くらいでしたが、所々サーモクラインが入っていましたね。お客様が喜んでくれたのは、ゴシキエビの群れ。サンゴの下に5-6匹隠れていました。またここにもロウニンアジがいたのですが、個体の大きさにビックリでした。
3日目
シミラン諸島に戻って来てまずは3番からスタート。緩やかな流れでした。まずは成魚のミナミハコフグやオレンジ色がきれいなキンギョハナダイ、その群れを良く見るとハナダイギンポやインディアンフレームバスレットもいましたね。
またイソマグロが頭上をグルグルしながらクマザサハナムロの群れを追っかけていました。2本目、3本目は、まったりな感じでダイビング。色が鮮やかでキレイなパウダーブルーサージョンフィッシュ。シミラン諸島では大きな群れになることはないのですが、よく目につくお魚です。また最後は、砂地でチンアナゴや干支のモニュメントをみて終了しました。
この日、朝食後に4番のビーチに上陸する時間もあり、1時間ほど島を探索。キレイに設備も整っており、ビーチから見る海も青くてとっても綺麗でした。
まとめ
今回は 2泊3日のシミラン、リチェリューロックのダイブクルーズの様子をまとめてみました。シーズンも始まったばかりですが、今年は少し低温。そのせいか私達は会えませんでしたがマンタが早くも出始めていたりしていますよ。今年はたくさん大物が出そうな気がします!シミラン諸島のダイブクルーズ5月上旬までの期間限定です。ぜひ気になる方はお問い合わせください。
インスタグラムとフェイスブックのページもあるよ〜!!