ここプーケットに住んで16年。プーケットの観光名所、まだまだ知らないことだらけ。コロナ禍でぼーっと見ていたSNS上で綺麗な景色として、たくさんのタイ人が訪れていた隠れビューポイントがプーケットにあったんです。今回は、そのビューポイント「ブラックロック(ผาหินดำ)」に行ってきたのでご紹介します。
このブログは、プーケットの観光地を訪れたい方やプーケットのビューポイント巡りをしたい方の参考になれば嬉しいです。
プーケットの隠れビューポイント「ブラックロック」
プーケットの南西に位置するブラックロック。タイ語では、PA HIN DUM(ผาหินดำ)と言って直訳すると”黒い岩の崖”となります。プーケット生まれ、プーケット育ちのムットさんも知らなかったここのビューポイントはいつからあったのだろう?!と思うほど人気の場所になっています。特にハイキングをやる人の間では、ここの場所はよく知られたところだったようで、ブラックロックからさらに下って大きな山をぐるっと一周すると、ナイハンビーチの方に降りれるそうですよ。
ブラックロック(ผาหินดำ)の場所
所在地:PA Hindum view Soi Laem Mum Nok, Karon, Mueang Phuket District, Phuket 83100
ブラックロックへ行ってみよう!!
ブラックロックは、カロンビューポイントからナイハンビーチの方に400Mほど下ったところに入り口があります。実はここ、インスタ映えビーチで有名な「ヌイビーチ」の入り口でもあって、入り口にはヌイビーチの看板のみが目印となってあります。入り口には、タイ人のおじさん達が待機していて、ヌイビーチに行く人は、ここからヌイビーチ専用の送迎車(有料)に乗って行きます。
ブラックロックまでは、ここから2−3km先。歩いてもいいし、ブラックロック入り口までは、自分で乗って来た車やバイクで入って行ってオッケー。私たちは、バイクに乗ってギリギリのところまで行きましたが、歩くと30分くらいはかかるのではないでしょうか?!
ブラックロック入り口
赤土で、車が走るとふわ〜っと土埃が立ち上がる山道を進んでいくと、「PA HIN DUM」と書かれた大きな黒い岩があります。ここにバイクは駐車して、その脇にある林道を10分くらい登っていくとビューポイントに着くことができます。
・・・が、私たちは一度、ここからプチ迷子・・・笑。
この大きな岩に書かれたあった「PA HIN DUM 200m」を見ながら、「あと200m!!」と思いながら道続きに進んで行きました。少し進んだところに、駐車場があり方向表示看板があったので、ここからは歩いて凸凹の道を進むこと20分。とにかく急勾配な上、道が悪いので膝が笑ってるし、汗が滝のように溢れ出る。涙 歩いても歩いても何もなくやっと見えてきたのが、ドラゴンキャンプ場とレム・クラティング(クラティング岬)の看板。目的のブラックロックはどこだ?とGoogleマップを調べようにも電波が弱くて使えない・・・。そんな時に歩いている人がいたので、尋ねると大きな岩のところだよと教えてもらい、無言のまま20分歩いてきた凸凹道を戻りました。涙
ブラックロック頂上へ
さて、気を取り直して頂上に続く林道へ!まず目につくのが、”蛇あり、滑りやすい、ゴミは捨てるな、そして自己責任でお願いします”などと書かれた看板。少し進むと、天然ゴムの樹液を採取しているだろうと思われる木々たち。自然いっぱいで、実家の裏山の山菜取りを思い出させてくれるようなところでした。
10分ほど歩いて、やっと辿り着いた頂上のブラックロックビューポイント。ここから見える景色には、ナイハンビーチやヌイビーチ、ウインドミルビューポイント、プーケットの最南端プロンテープ岬も見ることができます。また、ダイビングで訪れるラチャヤイ島やラチャノイ島までも見え、とっても綺麗な景色でした。残念ながらこの日は、雲が多く途中、雨がパラついていたので、少しどんよりした感じでしたが、青空が広がっている時や夕日が期待できる日はさらに素敵な景色を見ることができるでしょう!
ブラックロックへの服装
赤土が多かったり、道が悪かったりするので、汚れてもあまり気にしないラフな服装をお勧めします。林道は虫や蚊がいたりするので、気になる人は長袖長ズボンと虫除けスプレー。そして、道は滑りやすいので踵を固定できるサンダルもしくは靴が良いかと思います。
まとめ
今回は、プーケットの隠れビューポイント「ブラックロック(ผาหินดำ)」のご紹介でした。気軽に行けるウインドミルビューポイントやプロンテープ岬と違って、ハイキングがプラスされたようなビューポイントでした。近くにはヌイビーチがあるので、その帰りに寄るのもいいかもしれませんね。また、山の中に入るので女性一人で行くのは危険ですので必ず複数人で訪れるようにしてくださいね!