初めてダイビングをするお客様に「泳げないけどダイビングできますか?」と聞かれることがよくあります。答えは「できます。」スキューバーダイビングは、背中に背負っている空気のタンクからレギュレーターという呼吸器を咥えることで呼吸ができるようになっています。なので、呼吸さえしっかりとできていれば問題なく水中に潜ることはできます。
今回、初めてダイビングに挑戦したお客様はインドからお越しで、泳いだことがないから泳ぎ方がわからないというお二人でした。ラチャノイ島+ラチャヤイ島の3ダイブをご案内してきました。
これからプーケットで体験ダイビングをやってみようと思っている方のご参考になれば嬉しいです。
プーケットで体験ダイビング泳げないけどダイビングがしたい!
この日は、朝から大雨。ボートの出港時も時より強い雨が降っていましたが、少しずつ黒い雲がなくなって帰港時にはいいお天気になりました。風もややあったので、お客様にはしっかり酔い止めを飲んでもらって万全の対策をしてもらいました。
↓ ダイビングボートで用意してある酔い止めはこちら。
ダイビングスケジュール
1本目 バナナベイ(ラチャノイ島)
2本目 フリーダムベイ(ラチャノイ島)
3本目 ベイ1(ラチャヤイ島)
体験ダイビングの手順
初めての体験ダイビングもプーケットのスタイルは、ボートダイビング。ライセンスを持っているダイバーと同じようにダイビングをしていきます。ただし、体験ダイビングの最大深度は12mまで。それでは、1日の様子を見ていきましょう。
船上で説明
まだ船が波のないチャロン湾を走っている早いうちから、体験ダイビングの説明をスタート。実際に器材を体に付けてもらってレギュレーターから呼吸してみたり、マスクを顔につけて耳抜きや水抜きをしてみたりなど、30−40分くらい時間をかけて説明をしました。
1本目
1本目の時間になり、まずは器材を背負ってもらいもう一度、呼吸の仕方、耳抜き、水抜きの復習をしました。そしてドキドキのエントリーです。泳いだことのない人が高さのあるデッキから海に飛び込むのは勇気がいるはずなのに、勢いよく飛び込むことができました!・・・が、初めての海水にびっくりであわあわ。一旦、呼吸を整えるための休憩をしてから、水面で呼吸の練習をしました。慣れてきたところで、ロープ伝いにまずは水深1mだけ潜降です。ここでマスククリアやレギュレータークリアの練習。恐る恐るでしたがしっかりできましたよ!この後、耳抜きをしながら3mまで沈むと目の前には、たくさんのサンゴ礁や黄色や青色の魚がいっぱい。マスク越しに見えるお客様はとっても嬉しそう!呼吸も落ち着いてできていました。
2本目
お昼ご飯を食べてからの2本目。1本目は呼吸がしっかりできたので、次は少し泳いでみようということで、泳ぎ方の姿勢やフィンの使い方を再度確認。水中では私と手を繋いで泳いだり、時々、手を離してみたりしながら泳いできました。少し余裕も出てきたせいか、泳ぐことに必死になりすぎて、所々で慌ててしまいあわあわとなってしまいましたが、最後はなんとか落ち着いて水中散歩をすることができました。
3本目
ラストダイブは、1本目よりも2本目よりも慣れて、とっても上手にダイビングすることができました。エントリーの際も慌てることもなく落ち着いてできるようになったし、何よりも体の力が抜け、楽に水中にいることができたのではないでしょうか?!自分達でたくさんの魚やキレイなサンゴを見つけていましたよ。
まとめ
今回は、プーケットで体験ダイビングに初挑戦したお客様の1日をまとめてみました。今まで泳いだこともないお客様が水中に入って呼吸をして、フィンを使って泳いだりしてとっても楽しそうにしていました。私が撮った水中写真は、友達や家族に送って見せてあげるそうです。ぜひ次は、ダイバーへの第一歩「オープンウォーターダイバーコース」に挑戦してほしいです。ありがとうございました。