ダイビングボートとスタイル

プーケット近郊のダイビングボートのダイブデッキ部分タンクが並んでいる
プーケットのダイビングは「ボートダイビング」が主流になります。

プーケットのダイビングボートは、全長25m前後の広々とした大きなボートで、年に一度、国で決められた現状による機能や性能を維持し、安全に航行できるかをチェックする定期検査を済ませております。
ライフジャケット、浮き輪、GPS、GPRS、無線や全長25m以上のボートは救命ボートの備え付けがあります。

また船内は、少し横になれるスペースや陽に当たらないスペース、トイレもありポイントまでの移動も快適に過ごすことができるでしょう。
ボートは、プーケット内のダイビングショップの方々と乗合になりますので、多国籍で外国にいるな〜という雰囲気を感じられるのも醍醐味一つです。弊社では、数あるボートの中から、その日のスケジュールや行き先、使い勝手などをみて使うボートを選んでいきます。
海に浮かぶダイビングボートのソンブーン2号
大きなダイビングボートのフリーダムドルフィン号
青い海に浮かぶ白い船「ソンブーン3号」

【ダイビングボート】

ボートによって船内の作りは多少変わることはありますが、大まかに分けると以下のようになっております。

ダイビングエリア

一階部分に広々とスペースを設けています。
後方には、ラダー(はしご)があり、ダイビング終了後のエクジットも楽にできます。
他に、カメラ専用の桶やマスクの曇り止め用のシャンプーやハンドシャワーの設備もあります。
どのボートにも30〜50本のタンクが用意されており、船内の設備として、圧縮空気を作るコンプレッサーがあるので、ダイビング毎のタンク交換は必要ありません。
基本、使用するタンクは「アルミニウム12L」になります。
ウエイトやウエイトベルトもここにあります。
ウエイトの重さは、約900g(2ポンド)になります。

プーケット近郊のダイビングボートのダイブデッキ部分タンクが並んでいる

ドライエリア

このエリアは、エアコン完備の室内になっています。
ウエットスーツや水着がびしょ濡れの状態では使用することができません。
濡れては困るカバンを置いたり、少し涼みたいときに利用すると良いと思います。
ちなみにボート上に金庫の設備はありませんので、貴重品や高価なものは必要以上にお持ちにならないようにお願いします。

プーケット近郊のダイビングボートのドライエリア部分

アッパーデッキ

二階部分にあるオープンエリアです。
ファミレスのようにテーブルと椅子があるので、海を眺めながらブリーフィングをしたり、お食事などに使うことができます。
乗船人数が少ない時は、風にあたりながら横になることもできますよ。
おタバコは、このエリアの風下で吸ってください。

プーケット近郊のダイビングボートのアッパーデッキ部分

キャプテンルーム

ボートを操縦する運転手のお部屋になります。 基本、スタッフ以外は立ち入り禁止になっています。
時々キャプテンのご機嫌がいい時は、操縦席に座らせてもらえるかも!
プーケットのダイビングボートのキャプテンルーム

コーヒーバー

お水、コーヒー、紅茶、クッキーなどがいつでも自由に無料で飲食できます。
また、軽食、昼食、フルーツなどは時間になったらブュッフェ式でいただくことができます。
お食事は基本、辛さ控えめな食べやすいタイ料理になります。

プーケットのダイビングボートのコーヒーバー

トイレ・シャワー

2〜3つのトイレ兼シャワールームがあります。
水洗トイレや真水のシャーワー、鏡、石鹸、トイレットペーパーがあります。
いつでも清潔に保たれています。
ボート内には更衣室はありませんので、お着替えはこのスペースをお使いください。

プーケットのダイビングボートのトイレ

救急設備

どのボートにも必ず緊急用の純酸素と救急箱が置いてあります。
これらを使わないに越したことはありませんので、ボート上またはダイビング中も無理をせずに安全第一で楽しみましょう。

ダイビングボート上の緊急設備

【ダイビングスタイル】

プーケットのダイビングは、ボート上から大きく足を開いて入水する、ジャイアントストライドエントリー(写真下)で海に入ります。

その時の海況やダイバーのレベルで変わりますが、流れと一緒に泳ぐドリフトダイビングもしくはボートに戻ってくるどちらかのパターンになります。

 

基本、潜水時間最大50分間、最大水深20〜30m(体験ダイビングは12m)、減圧不要時間(ノンストップ)内のダイビングになります。
水中では、環境保護のためできるだけ何も触らないように中性浮力を保って泳ぎましょう。
流れが強くてもカレントフックや指示棒で体を支えるのは禁止されています。
エクジットの際は、ボートのラダーに掴まりながらフィンをとってから上がります。

その後は、自分のタンクスペースに戻って器材を外してください。
プーケットのボート上では、基本タンクの交換の必要はありません。
コンプレッサーの設備があり、ボートクルーが次のダイビング時間までにタンクを充填してくれます。

※その他、ダイビングに関する疑問は、「よくあるご質問」をご覧ください。

プーケットのダイビング エントリー
プーケット近郊の日帰りダイビング中の昼食