プーケット、ダイビングポイント、ラチャヤイ島、沈船

プーケットのダイビングポイントラチャヤイ島の沈船

ダイビングには、様々な水中生物を観察したり、ダイナミックな地形を探検したり、流れと一緒に泳いだりなど色々な楽しみ方があります。その中でも冒険心とロマン溢れる水中世界を楽しめることで人気なのが沈船ダイビング。沈船には、役目を終えて沈められたものや戦争あるいは事故の爪痕を残すものなど世界中にはたくさんの沈船があります。実はプーケットにも沈船ダイビングができるダイビングポイントがあって、ビギナーでも楽しめるラチャヤイ島にある沈船を今回はご紹介いたします。

プーケットのダイビングポイントラチャヤイ島の沈船

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ハルビーの船内。

プーケットには、いくつかの沈船ダイビングができるポイントがあります。一つは、マリンパーク方面にある「キングクルーザー号」。そして、ラチャヤイ島の東側、ベイ1にはいくつの沈船があります。そのうちのひとつは、2023年10月に沈めたばかり。今回はお客様をご案内するであろうラチャヤイ島の沈船をまとめてみました。

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ラチャヤイ島はどこにあるの?

プーケットからは南へ約20km離れたところにあります。ラチャヤイ島とは、タイ語でラチャ=王様、ヤイ=大きい、「大きい王様の島」という意味をもっています。

ラチャヤイ島には高級リゾートも併設しており、宿泊はもちろん一年を通してマリンスポーツをすることができるので幅広い世代に人気の離島になっています。

①ハルビー

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プーケットのラチャヤイ島でダイビングをしたことあるダイバーならお馴染みの沈船。こちらはシュノーケルとダイビングで使用して古くなっていた船をラヤリゾートからタイ政府の海洋沿岸資源局へ寄贈され沈めたもの。水深は水底23m、沈船の1番上で15mほどになります。2011年5月に沈めてから約13年の月日が経ち、小さなサンゴが増えてきて、キンセンフエダイやタイワンカマス、ウミウシなどが居着くようになってきました。またこのハルビーの近くには、小型のタイ漁船も沈めていますが、今はほぼ原型が残っておりません。

②アンダマンエクスプローラー

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こちらの沈船はラチャヤイ島ではかなり前から沈んでおりかれこれ20年以上は経つものです。双胴船タイプのヨットなので、大きさはすごく小さく船底は崩れてしまっているので、砂地にぺちゃんこの状態になっています。水深は22mのところになりフエダイの群れが居着いていたり、オニダルマオコゼやエイなども隠れていたりします。沈船の周りは砂地ですが、チンアナゴやヒレナガネジリンボウなどのハゼも観察できますよ。

③メディテーション

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こちらもハルビー同様、タイ海洋沿岸資源局 が2023年の10月に沈めたもの。全長37mのクルーズ船が水底23mに沈んでおり、沈船の1番浅いところは水深11mとかなり巨大な船です。まだ沈めたばかりなので、サンゴや魚は居着いておらずまだ船体の白色が水中では目立っていますね。10年くらい経つと少しずつ賑やかになるのではないでしょうか。

まとめ

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アンダマンエクスプローラーの集まるフエダイ。

今回は、ラチャヤイ島にある沈船をいくつかまとめてご紹介しました。実は紹介していない沈船もまだあるのですが、深くて行く機会もほぼないので今回は紹介しておりません。どんな船で、なぜそこに沈められたのかなど、その背景を知って潜れば沈船ダイビングはさらに興味深いものになることでしょう。ぜひ、ラチャヤイ島を潜る時は沈船も一緒に楽しんでみてください。

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