2月14日〜18日の4泊5日の日程でシミラン諸島からリチェリューロックを廻るダイブクルーズに行ってきました。年末年始にピピ島で一緒に潜ったお客様をご案内してきました。お客様は初めてのシミラン諸島、リチェリューロックということで、感動しっぱなしのダイビングでしたね。今回はその様子をお伝えしていきますね。
これに乗ってダイブクルーズスタート！！
今回、乗船したのは「サワディーファーサイ号」。全長37m、横幅7.８mでシミラン諸島・リチェリューロックを走るダイブクルーズ船の中でも大型。実は、私にとっては懐かしのダイブクルーズ船。今は、船のオーナーは変わっておりますがその前は、8年間お世話になった老舗のダイビングショップ所有の船だったので、この船に乗ってたくさんのお客様とシミラン諸島・リチェリューロックを潜らせていただきました。船内は改装をされていますが、所々に昔の面影がまだありとても懐かしく感じました。
さて、夕方に車でプーケットを出発し、19時頃にタプラム港に到着。乗船前に、タプラム港で検温、ATK（抗原）検査。全員陰性であることを確認して乗船です。
器材セッティングやボーとブリーフィングなどを終え、船は22時半頃に出港してシミラン諸島へ向かいました。
ダイビングスケジュール
ダイブクルーズ中は、6時起床で最終日以外は1日4ダイブのちょっと軍隊のようなスケジュール。笑
潜って、食べて、休憩しての繰り返しの極楽の1日。
【ダイビング1日目】
1本目 ハイダウェー（シミラン諸島No,5−6）
2本目 ウエストオブエデン（シミラン諸島No,7）
3本目 ディープシックス（シミラン諸島No,7）
4本目 モニュメント（シミラン諸島No,5−6）
【ダイビング2日目】
1本目 エレファントヘッドロック
2本目 ノースポイント（シミラン諸島No,9）
3本目 ウエストリッジ（ボン島）
4本目 タチャイピナクル（タチャイ島）
目が覚めると青い海シミランが待っていた！
約5時間、船はタプラム港からシミラン諸島へ向け走り、朝、目覚めると青い海「シミラン諸島」が目の前に広がりました。まずは真っ白な砂が広がるダイビングポイントでチェックダイブ。まずは良すぎる透明度にビックリ！！スカシテンジクダイが多く、カスミアジやマルクチヒメジの捕食が勢いよく行われていました。
そして、2本目の前の水面休息中には、大きなアオウミガメもやってきてくれスノーケリングをして遊ぶこともできました。その後は、地形も楽しめるポイントが多く、自然にできたスイムスルーを潜ったり、インド洋固有種のチョウチョウウオやキンチャクダイの仲間を観察してきました。
色鮮やかなサンゴと流れるようにやってくる魚
お客様も私も印象強かったシミラン諸島でのダイビングポイントは、「エレファントヘッドロック」。マイルドな流れの中、巨岩の隙間を泳いだ先の深場には、ホワイトチップリーフシャークが泳いでいたり、ヤッコエイも多く見られました。深度を上げていくと、なんとさっき見たホワイトチップリーフシャークも迫力ある大きさのロウニンアジが群れを作って、小魚やフュージラーの群れを追いかけていました。水底では、カスミアジが100匹、200匹の群れを作りこれまた捕食中。物凄い勢いだったので、朝から大興奮でした。
ボン島のウエストリッジでは、マンタに出会えなかったけど、マダラトビエイの子供がグルグルとダイバーの周りを泳いでいました。子供の時期は、体の大きさの割に尻尾が長くスタイル抜群でしたよ。
あっという間に2日間のダイビングが過ぎ、いよいよ今回のクルーズのメインでもある「リチェリューロック」へ。
次回へ続く・・・。
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