3月28日〜4月1日の4泊5日の日程でシミラン諸島からリチェリューロックを廻るダイブクルーズブログの後編。初めてのダイブクルーズでダイビング初日は、ぐったりと疲れておりましたが、少しずつ調子も出てきて、そして一緒に過ごすダイバーとも仲良くなってきてあっという間にダイビングも折り返し地点になりました。
↓前編、中編も合わせてどうぞ!!
「自由気ままのプーケット旅行シミランダイブクルーズへ行く前編」
「プーケットから行く初めてのシミラン諸島ダイブクルーズ中編」
ダイビングスケジュール
1日ダイビング4回とダイビング好きにはたまらない時間。それでも、朝の6時から夕方18時までのダイビングにはお昼寝が必須。潜って、食べて、寝るという1日のサイクルがとても贅沢でした。
【ダイビング3日目】
1本目 アオ・パッカード(スリン諸島)
2本目 リチェリューロック
3本目 リチェリューロック
4本目 リチェリューロック
【ダイビング4日目】
1本目 タチャイピナクル(タチャイ島)
2本目 ウエストリッジ(ボン島)
世界屈指のリチェリューロックへエントリー
あいにく1本目のスリン諸島は雨。水中は少し薄暗く、そしてサーモクラインがやってきて肌寒い。しかし、ここアオ・パッカードのサンゴ礁の見事なこと!!水深5mから15mと深くない水深にびーっしりとハードコーラルが生息していて、枝サンゴ、テーブルサンゴの大きさに目を奪われました。スリン諸島で会えるアイゴの仲間アンダマンフォックスフェイスもいました。
2本目からはいよいよリチェリューロックへ。この頃には雨も止んで青空が見え出しました。ダイブクルーズでは、ほとんどの船がここを目指してやってくるので、時にはたくさんの船が集結するのですが、本日は4隻だけでラッキーでした。さて、透明度ですが、1週間前は濁っていたようですが、今回は25mくらい見えるほど良かったですよ。所々、サーモクラインはありましたが・・・。
まずは、お客様の大好きな光り物目指していくと、うほ〜っ!!黄色や青いフュージラーをバックにギンガメアジの群れがいる〜。疲れていても光り物を見ると元気になるお客様、フィンキックも軽やかにギンガメアジの群れヘGo!!タチャイ島並みに大きいロウニンアジやブルガートレバリー、イエローフィンバラクーダ、シェブロンバラクーダ、ツムブリと光り物王国でたくさん遊んできました。
さすがに光り物ばかり2ダイブすると小さいものも見たいねということになり、ラストダイブはタイガーテールシーホース、フリソデエビ、ニシキフウライウオなどダイバーに人気のマクロも観察してきました。浮上前には、捕食シーンも見てきました。アジに覆われる度に動き回るフュージラーなどの魚の動きや音が圧巻でした。残念ながら、ここで見たいジンベイザメに今回は会えませんでしたが、大物がいなくても魚の数や種類の多さには毎回潜っても感動しました。
お腹いっぱい、楽しかったダイブクルーズ
船は夜のうちにリチェリューロックから3時間ほどかけてタチャイ島へ。気づけば4泊のクルーズも最終日。前回は、夕方潜ったタチャイピナクルですが、今日は朝一にエントリー。予定通りに激流れでした。疲れが溜まっているせいなのか、それとも前回よりさらに流れが強いのかわかりませんが、フィンキックしても全然前進しない。笑 途中、冷たいサーモクラインも入って来て心が折れそうになりましたが、最後はブラックフィンバラクーダの大群を見て頑張った甲斐があったなぁと思いました。
本当に本当にラストダイブ。タチャイピナクルと比べるとマイルドな流れ。さて、リッジへ向けて泳いでいくと、やっぱり小魚の群れがわさーっと目の前を覆って、カスミアジやキツネフエフキが勢いよく捕食していました。ここ数ヶ月くらい居着いているマダラトビエイの子供も1ヶ月前より大きくなったかな?!とっても人懐こく同じあたりをぐるぐると泳いでいました。最後までマンタが来ることを期待していたのですが、今回のクルーズでは会うことができませんでした。それでも、シミラン、リチェリューロッククルーズお腹いっぱい!楽しかった!とお客様に言っていただき本当に良かったです。最後はみんなで記念撮影をしたり、連絡先を交換したりとダイバー仲間も増えましたね!
プーケット近郊の日帰りトリップ、そしてダイブクルーズと合計23ダイブも一緒に潜っていただきました。今後、もっと旅行がしやすくなった時には、また遊びに来てください!本当にご参加いただきありがとうございました。