こんにちは。先日、マンツーマンでファンダイビングのお客様とラチャノイ島とラチャヤイ島へご案内してきました。
ダイビングスケジュール
1本目 バナナベイ(ラチャノイ島)
2本目 フリーダムベイ(ラチャノイ島)
3本目 ベイ1(ラチャヤイ島)
この日は、プーケットのお天気も良くとてもラッキーなお客様。「雨季」と言っても、ずーっと降り続いていることはなく、まとまった雨が降れば、しばらく晴れの日が続きます。また島までの波は1mほど。車や船に弱い方は酔い止めを飲んだ方がいい感じでした。
雨季のプーケットらしい透明度でファンダイビング
「雨季」=水が濁ってる、とイメージされるお客様が多いかもしれませんが、プーケットに十数年住んで思うことは、雨季の方が透明度が良い!!特にラチャノイ島とラチャヤイ島は良い!!
東インド洋「アンダマン海」らしいエメラルドグリーンな水中が待ってますよ。
さて、今回のお客さまのラチャノイ島、ラチャヤイ島ともに透明度15〜20mあり、流れはなし。
1本目のバナナベイ、潜降して早速、カマスのお出迎え〜。200匹くらいの群れが、まった〜り泳いでいてどこにも行くことなくゆっくりと堪能することができました。お客様もご自分のゴープロでゆっくり撮影できましたね。それ以外はゆっくりリーフの多い浅いところでまったりダイビングでした。
2本目は、ラチャノイ島のフリーダムベイでドリフトダイブ。流れはないのですが、一方向に泳いで、船の止まっているところでエクジット。ここもなかなか面白かったですよ。まずはウミウサギガイ。10cmくらいのプラネタリューム風の外套膜の下に真っ白な貝があって、少し外套膜が裂けているとこんな感じで見ることができるんです。なぜか、ラチャノイ島のフリーダムベイ付近に多く、頻繁に見ることができます。
他には、ブッシュドノエルウミウシ(Jorunna rubescens)もいました。これもなぜかラチャノイ島に多いですね。今回は、薔薇のように見えるピンク色・・・これはウミウシの卵なんですよ。華やかですね。最後はタイマイも登場してくれて、内容の濃い1ダイブでした。
ラストダイブのラチャヤイ島ベイ1。ラチャノイ島より少し白っぽい透明度でした。まずは、沈船ハルビー号を目指して沖に行くと、砂地にゴロンとした物体発見!まん丸な体型のオニダルマオコゼがいました。行ってきました。決して愛らしいお魚じゃないんだけど、見つけると嬉しいお魚。ハルビー号では、船内の広い空間にも入ってみたりとワクワクしました。
あっという間の一日。最後まで雨が降らずに、南国プーケットらしい気候の中、潜れました。ご参加いただきありがとうございました。
最後に
今回はプーケット近郊の日帰りファンダイビングで、雨季のラチャノイ島とラチャヤイ島へ行ってきました。雨季でも晴れの日もありますし、この日は比較的、波も穏やかな方でした。7月からタイの入国が緩和されますので、ぜひプーケットへ遊びにきてください!