一年中強い紫外線が差し込む南国タイ。10分でも紫外線の下にいれば真っ赤に日焼けすることは間違いありません。薄い長袖、長ズボン、帽子や日焼け止めなどを使って、肌のダメージを最小限に抑えるのは必須です。そんな中、2021年8月4日にタイ政府よりサンゴ礁に有害のタイの国立公園内でサンゴ礁に有害な日焼け止めの持ち込みと使用が禁止になりました。今回は、有害な日焼け止めについて調べてみました。
このブログは、2006年からプーケットに住んでいるダイビングインストラターが書いています。タイの国立公園に遊びに行く予定の方はこのブログを参考にして日焼け止めを使用してくださいね。
サンゴ礁に有害な日焼け止めの使用を禁止へ
タイ王国政府官報(Royal Thai Government Gazette)が発表した詳細によると、2021年8月4日より、 サンゴ礁に有害な4つの化学物質を含む日焼け止めが、国立公園への持ち込みと、国立公園での使用が禁止になりました。タイの国立公園は、2019年の時点で157箇所あります。生態系の保護とレクリエーションを主目的として管理される地域になっています。
サンゴ礁に有害な4つの化学物質
これらの成分が含まれた日焼け止めは、国立公園に持ち込みと使用ができなくなりました。
- オキシベンゾン(ベンゾフェノン-3、BP-3)
- オクチノキサート(メトキシケイヒ酸エチルヘキシル)
- 4-メチルベンジル
- ブチルパラベン
持ち込みや使用禁止に違反した場合は、10万バーツ(約33万円)以下の罰金が科されます。
一部の日焼け止め成分を調べてみよう!
Googleで「日焼け止め ランキング 2021」と検索し、上位のページ「【2021】おすすめの日焼け止めランキング37選」を参考に一部の日焼け止めの成分を調べてみました。
禁止される日焼け止めの中で、オクチノキサート(メトキシケイヒ酸エチルヘキシル)と言われる紫外線吸収剤が含まれているものが多くみられました。
また、使用が可能な日焼け止めをまとめてみると、「無添加、低刺激、敏感肌」という商品は禁止成分が含まれていない傾向であること、また一部のパッケージには、紫外線吸収剤フリー、パラベンフリーとしっかりと書かれていました。
もしかしたら間違いがあるかもしれませんので、ご購入の際にはご自分でもしっかりと成分表をご確認くださいね。
【使用が禁止の日焼け止め】
【使用が可能な日焼け止め】
↓ タイ・プーケットのドラッグストアやコンビニでも買える日焼け止めを調べました。こちらもご覧ください!
まとめ
今回は、タイの国立公園で持ち込みと使用が禁止になった日焼け止めについて調べてみました。まずは一人一人の意識の改善が一番大切です。次世代に素晴らしい環境を残すためにもみなさんのご協力をお願いいたします。
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