プーケットのダイビングはボートダイビングが主流。プーケット近郊のダイビングポイントは比較的距離があるのでボートの乗船時間も長いです。普段乗り慣れないボート、ましてや時間が長いとなると気になるのは船に酔わないか不安になりますよね。そこで、今回は船酔いの強い味方、タイ・プーケットでも買える酔い止めをご紹介いたします。
このブログは、2006年からプーケットに住んでいるダイビングインストラターが書いています。プーケットでボートに乗る予定の方の参考になれば嬉しいです。
プーケットのダイビングには「酔い止め」
乗り物酔いには「アネロン」というくらい日本ではとても有名な酔い止めがあります。インターネット販売で値段を調べてみると9カプセルで千円くらいと結構してびっくりしました。
そこで、タイ・プーケットにも薬の成分は違いますが、安くて良い酔い止めがあるのでみなさん覚えておいてくださいね。
ジメンヒドリナート 50mg(Dimenhydrinate 50mg)
- めまいや嘔吐にかかわる神経を鎮め、メニエール症候群に有効なほか、船酔い・車酔いなどの動揺病にも用います。
- 内耳迷路、嘔吐中枢に抑制的に作用します。
【用法】
予防のためには、その30分から1時間前に成人1回50~100mg(1~2錠)を経口服用する。ただし原則として1日200mg(4錠)を超えないこと。
【副作用】
眠気、口の渇き
どこで買えるの?
Pharmacy(薬局)と書かれた看板が街中にいくつもあるので、そこに行けば必ず買うことができます。薬局では、10錠で10バーツ。なんと1錠1バーツという安さ!!
または、セブンイレブンでも買うことができますよ。パッケージは少し違いますが、薬の成分は同じ。セブンイレブンでは、2錠5バーツで売っています。
他にもある酔い止め予防法
タイで有名な嗅ぎ薬「ヤードム」。スーッとしたメンソールの液体が入っていて、鼻詰まりや気分転換などによく使われています。また船酔いの予防としても効果があって、私も種類は違いますが、同じようなメンソールの匂いがしたものを常備しております。
船に乗る前にできる予防方法
- 睡眠をしっかりとる
- 前日にアルコールを飲みすぎない
- 乗船前の食べ過ぎ、油の多い食べ物に注意する
- 30分前に酔い止めを飲む
船に乗船中にできる予防方法
- 進行方向を見て座る
- 一番揺れにくいところに座る
- 風通しの良いところに座る
- 寝る
まとめ
今回は、タイ・プーケットで買える酔い止めをご紹介しました。ご自分で予めご用意しても構いませんが、プーケットのダイビングボートには必ず、酔い止めの用意があります。必要な方は乗船したらすぐに酔い止めを飲みましょう!また、こちらタイで買うことができる酔い止め、実は日本では医師の処方箋がないと買えない薬成分になっているので、子供、てんかん、甲状腺機能亢進症、急性腎炎などのある人は注意が必要です。また安定剤など脳を鎮める薬と併用すると、作用が強くなりすぎたり、副作用がでやすくなりますので、飲み合わせに気をつけましょう。持病がある方は、医師や薬剤師さんに一度相談してくださいね。
プーケットでダイビングに興味がある方は、日本人スタッフ常駐のミスターオーシャンダイバーズへ。世界中のダイバーが魅了されるプーケットの海へご案内いたします。