4月12-14日のタイの旧正月ソンクランの期間に2泊3日の日程で、シミラン諸島からリチェリューロックまでのダイブクルーズに行って来ました。シミラン諸島は何度も潜っているリピーターのお客様2名様をガイドはムットの担当でご案内して来ました。それでは海の様子をまとめてみました。
シミラン・リチェリューロックのダイブクルーズ何度潜っても飽きない!
タイとミャンマーの国境近くにあるリチェリューロック。今回は、シミラン国立公園内のボン島から北はリチェリューロック、南はシミラン諸島4番までの計11ダイブのスケジュールで行って来ました。前回は、人数不足でシミラン諸島のみのクルーズにご参加頂いたお客様も今回、初のリチェリューロックに行くことができました。
ダイビングスケジュール
【1日目】
1本目 ウエストリッジ(ボン島)
2本目 コーラルリーフ(ボン島)
3本目 タチャイピナクル(タチャイ島)
4本目 タチャイリーフ(ナイト、タチャイ島)
【2日目】
1本目 リチェリューロック
2本目 リチェリューロック
3本目 リチェリューロック
4本目 タチャイピナクル(タチャイ島)
【3日目】
1本目 シャークフィンリーフ(#3)
2本目 チャイニーズウォール(#4)
3本目 モニュメント(#5,6)
カラフルすぎるシミラン諸島の水中
今回の水中ですが、プランクトンの仲間サルパが大量に発生しており水中に浮遊物がたくさんあると言った感じでした。時より深場からやってくるサーモクラインも多かったですね。透明度は15mから18mくらい。今シーズン2度目のお越しのお客様は、「前回の方が透明度は綺麗でしたね」と言っておられました。しかし、リチェリューロックのサンゴはやっぱりナンバーワン!!カラフルすぎでした。
リチェリューロック
撮影者ムットの写真データーは、ほぼリチェリューロックという今回のクルーズ。写真を見てるだけでもうっとりしちゃいます。小魚のキラキラ感と赤色系のサンゴのカラフルさ。それにプラスされて、ギンガメアジやスズメダイがいてさらに華やかさを倍増している感じでした。リチェリューロックの1本目は、マクロな生物を中心に攻めました。ゴーストパイプフィッシュ、ハナヒゲウツボ、フリソデエビなど。特にフリソデエビは、2匹揃ってお散歩中でテケテケと歩いている姿がとっても可愛かったですよ。タイガーテールシーホースだけが探しても見るけることができずに残念でした。
シャークフィンリーフ
最終日の朝イチにエントリーしたダイビングポイント。ここも大きなウミウチワとキンギョハナダイがわさわさといて華やか。インド洋固有種のコラーレバタフライフィッシュもツガイでいましたよ。よくここではホワイトチップリーフシャークを見ることができますが、今回は見ることができませんでした。また華やかなサンゴ側と反対側になる水中遺跡風なところも、どーんした岩の階段のような景観が広がっていて、力強さを感じましたよ。
まとめ
今回は、リピーターのお客様と2泊3日シミラン諸島からリチェリューロックまでのダイブクルーズに行って来ました。今年は、大物の出現率が安定していなく、なかなか遭遇するととができません。今回もジンベイザメやマンタの大物、そしてサメにも出会えなかったなぁー。マクロは充実していて、一人のお客様は「フリソデエビだけでもうお腹いっぱい!!」と喜んでくださいました。シミラン諸島海洋国立公園のシーズン終了まであと少し!!ご参加頂きありがとうございました。