10月のプーケットの気候やイベントのまとめ

10月のプーケットは、雨季から乾季への季節の変わり目で、待ちに待った乾季へのカウントダウンに突入です。また世界中からの観光客が多い、夏休みと年末年始のピークシーズンの谷間にあたる時期のため、観光客が少なくなりのんびりとした雰囲気を楽しむことができる時期でもあります。ここでは、10月のプーケットの気候や気温、盛大に盛り上がるイベント、乾季限定のマリンアクティビティ等について紹介しています。今がチャンス!!と10月のプーケット旅行を計画中の方はぜひこのブログを参考にしていただけたら嬉しいです。

このブログは、2006年からプーケットに住んでいるダイビングインストラターが書いています。

10月のプーケットの気候や気温

10月のプーケットの気候は、季節の変わり目になり、10月中旬から下旬は夜中や朝方に雷を伴った雨や曇りの日が続きます。しかし、乾季らしい穏やかな風と南国らしい青空の日も多くなってくるのも10月下旬頃から。10月は、少し不安定な天気となりますので油断せずに過ごしましょう。気温は比較的高く、平均気温は28〜30度程度です。湿度も高く蒸し蒸ししているので涼しい服装がいいです。移動中は、万が一の備えとして、折り畳み傘や雨合羽をカバンに入れて歩くと安心です。

のんびり過ごせる時期

10月は夏休みと年末年始の観光のピークシーズンの谷間にあたるので、観光客も比較的少ない時期です。のんびりとした雰囲気で、リラックスした旅行が楽しめるかもしれません。ホテルも10月まではオフシーズン料金のところが多いので、四つ星や五つ星ホテルもリーズナブルに宿泊することができますよ。

街中が黄色と白に染まるイベント

黄色のテントの出店がたくさんあり、白い服装の人々が調理しているのが見えます。
菜食週間中の出店。目印は黄色の旗と白い衣装の人々。

毎年10月に9日間にわたり行われる菜食祭り「プーケット・ベジタリアン・フェスティバル」が開催されます。プーケットではプーケットタウンを中心にフェスティバルが開催されています。2024年は、10月3〜11日まで。その期間中、街中は黄色に「齋」と書かれた幟旗と白い衣装を来た人で埋め尽くされます。

ベジタリアンフェスティバルとは?

周りには白い衣装が着た人達がおり、真ん中には日の上を歩く1人の段背が見えます
火の上を歩く人。

儀式に参加する人々は神となる九皇大帝に祈りをささげ、決められた10つの規則に従い、肉や魚、動物性の食材を一切使わずに調理された菜食料理を食べます。

↓ 10つの規則
1.体を清潔にすること。
2.キッチン用品を清潔に保ち、菜食の儀式に参加していない人とは分けて使うこと。
3.白い衣装を身に付けること。
4.心身ともに正しい行いをすること。
5.肉を食べないこと。
6.禁欲すること。
7.禁酒すること。
8.喪中の人は祭りに参加しないこと。
9.妊婦は儀式を見ないこと。
10.生理中の女性は儀式に参加しないこと。

また人々は白の衣装をまとい、身も心も清めるための儀式を行い、九皇大帝に見事な離れ業を捧げます。 例えば、ナイフや剣を顔に突き刺したりしながら街中を歩き、中にはトランス状態で踊り狂っている人もいます。最終日は、裸足で炎の上を歩くというパフォーマンスもあります。これらの痛々しい苦行に励む姿から、「奇祭」とも言われているんですよ。

期間中、誰でもフェスティバルを見学することができます。ものすごい量の爆竹や熱気ですので、くれぐれも怪我や事故のないようにプーケットのイベントをご覧ください。

季節限定のアクティビティ

山のてっぺんに岩は見え緑に囲まれたSIMILANの看板が見えます

今回は、10月中旬から開園予定のシミラン諸島とスリン諸島についてご紹介します。
タイ全国157ヵ所ある国立公園にシミラン諸島海洋国立公園とスリン諸島海洋国立公園があります。この海洋国立公園公園は、アンダマン海に位置しており、毎年乾季になる10月中旬からモンスーン時期に入る前の5月中旬までの開園となっております。

シミラン諸島とスリン諸島とは?

シミラン諸島は、プーケットから北西に100キロほどのアンダマン海に浮かぶ島々。さらに90キロほど北上したところにあるスリン諸島。大きな岩が自然と積み重なってできた不思議な景観と白いさらさらの砂のビーチ、そして水の透明度の良さと多彩な水中生物の多さで有名です。特に一年のうちの半年間は人々の出入りができないため海は休息期間となるので、美しい色とりどりのサンゴ礁が育ちやすいのも特徴です。

美しすぎるシミラン諸島のビーチ

シュノーケルとダイビング

岩の下をくぐっているダイバーとオレンジ色の大きな海うちわが見えます

透明度の高さと美しい島の様子からシュノーケルやダイビングをする世界中の観光客にとても有名です。水中では、カラフルなサンゴ礁まわりを泳いでいる熱帯魚をはじめインド洋ならではの固有の魚、ウミガメやマンタ、ジンベイザメなどに会えるチャンスもあります。

シミラン諸島のシュノーケルツアーは、多くのツアー会社がツアーガイド同行の下、期間中毎日出発しております。ツアー内容は、複数回スノーケルポイントで遊び、ビーチに上陸をして昼食、午後17時頃に港に帰港というような流れになっています。
一方、ダイビングの場合、日帰りか船内泊をするクルーズの2つがあります。タイ旅行自体がダイビングメインの場合、クルーズタイプでシミラン諸島から最北端のリチェリューロックまでのフルクルーズに参加されることがお勧めです。あれもしたい!これもしたい!という場合は、日帰りダイビングもしくは1泊のショートクルーズがベストです。もちろん、長くステイできた方がより多くのダイビングポイントを潜ることができるので数多くの魚や綺麗なサンゴ礁を見ることができます。シュノーケルもダイビングも期間中は、多くの観光客で賑わいますので、行ってみたいと思う方は早めのご予約をお勧めいたします。

プーケットで堪能する極楽ダイブクルーズ

まとめ

今回は、10月のプーケットの気候やイベント、アクティビティについてまとめてみました。賑やかなイベントや季節限定で開園するシミラン諸島、スリン諸島、いよいよ待ちに待った乾季の始まりです。でも、天気は不安定で、雨が降ることもあるので油断せずに過ごしましょう。
プーケットでダイビングに興味がある方は、日本人スタッフ常駐のミスターオーシャンダイバーズへ。世界中のダイバーが魅了されるプーケットの海へご案内いたします。

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