タイに一度訪れたことがある人ならご存知でしょうか？飛行機の中で客室乗務員からもらっていた長方形の紙。タイに入国する際に記入していた紙。そう、タイ入国カードです。コロナ明けの2022年あたりからタイ入国カードは廃止されパスポートのみで入国審査を通っていましたが、2025年5月1日から新たに始まるタイデジタル到着カード【TDAC】が必須となりました。今回はタイデジタル到着カード【TDAC】について詳細をまとめてみました。
このブログは、2006年からプーケットに住んでいるダイビングインストラターが書いています。2025年5月1日以降タイに入国する予定の方々の参考になれば嬉しいです。
【タイ入国】タイデジタル到着カードTDACとは？
タイデジタル到着カード（TDAC）は、従来の紙ベースの入国カードをデジタル化したものです。これは、オンラインで事前に情報を登録し、到着時にその情報を表示または確認することで、入国審査が迅速に行われることを目的としています。紙のカードを使わずにデジタルデータを利用することで、効率的な入国手続きをサポートし、環境にも配慮しています。
TDACの登録が必要な人
空路、陸路、または海路でタイに入国するすべての外国人。タイ国籍の方は必要ありません。
また、タイで入国審査を通過しない「トランジット」または「乗り継ぎ」の外国人やボーダーパス（国境通行証）を使用して入国する外国人は必要ありません。
TDACの登録ができる時期
TDACの登録は、タイ到着日とその3日前から可能です。それより早く登録することはシステム上できません。
TDACの登録の仕方
①登録ウェブサイトへ
https://tdac.immigration.go.th/arrival-card/#/home
登録は無料です。全て英語で記載してください。
②言語選択と入国記録を選択
③パスポートの個人情報
④観光情報（到着と出発の日にちと便名）と宿泊情報
商用便利用の場合はCommacial flightを選択しましょう。
・県→PHUKET
・地区、エリア→Kathu
・サブディストリクト→Patong
・住所→建物の番号や小路名
⑤健康診断書
該当する国に滞在していた場合は、黄熱病ワクチン接種証明書やワクチン接種日が必要です。
⑥登録完了
プレビューにて登録内容を確認後、有効なメールアドレスを記載して「送信」。登録後、確認メッセージが指定のメールアドレスに送られてきます。必ず印刷をするか携帯に保存してタイ渡航時にお持ちください。
ちなみにこのTDACは記載された到着日の一回限りの有効です。
まとめ
今回は、2025年5月1日から新たに始まるタイデジタル到着カード【TDAC】についてまとめてみました。タイに入国する全ての外国人が必要なものとなります。タイ到着日を含めてその3日前から登録することができます。登録を忘れた方は、タイに入国できません。またタイに入国する際は、パスポートの残存期限が最低6ヶ月必要ですので気をつけてくださいね。皆さんのタイ旅行が安全で楽しいものになりますように！！
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