シミラン諸島、ダイブクルーズ

数年ぶりにシミラン諸島へ行ってみた

コロナ禍がだいぶ緩和され、久しぶりにプーケットに来ることができたお客様。久しぶりにシミラン諸島でダイビングをしてきましたよ。行き先は、シミラン諸島とリチェリューロック2泊3日のダイブクルーズです。それでは水中の様子をお伝えいたします。

数年ぶりにシミラン諸島へ行ってみた

シミラン諸島、ダイブクルーズ
上陸した4番のハネムーンビーチから。透明度がやばい!!

やっと海外旅行に出れるようになって、数年ぶりにシミラン諸島のクルーズ。出発の朝は早起きでちょっと眠そうでしたが、早寝、早起きと言う超健康スケジュールで合計11ダイブを潜ってきましたよ。

ダイビングスケジュール

【1日目】
スリーツリーズ(#9)
ウエストリッジ(ボン島)
タチャイピナクル(タチャイ島)
タチャイリーフ(ナイトダイブ、タチャイ島)

【2日目】
リチェリューロック
リチェリューロック
リチェリューロック
タチャイピナクル(タチャイ島)

【3日目】
シャークフィンリーフ(#3)
ストーンヘンジ(#4)
ツナレック〜モニュメント(#5,6)

あっという間に終わってしまった2泊3日シミランダイブクルーズ

シミラン諸島、ダイブクルーズ
船上で一緒だったムットチームと。

とにかく毎日、真っ青な空が広がっていて、波もないしうねりもなし!流れは大潮の後だったので強いダイビングポイントもありましたが文句なしの3日間でした。

1日目

シミラン諸島、ダイブクルーズ
スリーツリーズの癒し系水中。

1本目はシミラン9番の島からスタート。エントリーしてみると水面の流れの速さにびっくりしましたが、水底は流れもなくゆっくり潜ることができました。ここでのヒットは、アンダマンジョーフィシュ。自分の巣穴に帰ろうとせず、他の巣穴に無理矢理入ろうとするちょっとおバカな個体でした。もちろん、他の巣穴には入ることできずに、地上でオロオロ。おかげで全身の様子をじっくり見ることができました。ボン島では、中層を意識しながら小物探し!
久しぶりにアケボノハゼのインド洋型のエクスクイジットファイヤーフィッシュに出会え、そしてパンダダルマハゼなどを見てきました。

シミラン諸島、ダイブクルーズ
カスミアジの集団に大興奮しました!!

そして私もお客様も大好きなタチャイ島。流れが緩やかで中層をたくさん泳いできました。黄色と青色のタカサゴの群れの中をロウニンアジやイソマグロ、カスミアジが獲物を狙うように泳いでいました。大きなロブスターも10匹くらい群れでいましたよ。最後はナイトダイビング。ダイバーのトーチの光に寄ってきたイエローフィンバラクーダがずーっとウロウロ。そして、お客様だけブラックチップリーフシャークを見ていました。

2日目

シミラン諸島、ダイブクルーズ
お客様撮影のタイガーテールシーホース。

夜のうちにリチェリューロックに移動して停泊。一本目、まだ誰もエントリーしてないうちに行ってきました。まだ薄暗くワイドの景観は後回しにして、タイガーテールシーホース、ニシキフウライウオ、ハナヒゲウツボなど小さな魚たちから。少しずつ日も出てきて、全体を見渡せるようになると、ロウニンアジやキツネフエフキ、カスミアジが一緒になって小魚を捕食するところを見ることができました。

シミラン諸島、ダイブクルーズ
今年はツバメウオの群れが大きいですね。

2本目は流れが強く、3本目は程よい流れで中層全体にタカサゴの群れが広がり、時々、回遊魚に追いかけられて逃げ惑うタカサゴを見たり、ツバメウオの群れ、バラクーダを堪能しました。あっという間に3本のリチェリューロックは終わってしまい、コンディションが良かった分、もっと潜りたかったぁー。

シミラン諸島、ダイブクルーズ
水中が大忙しであちこち見るのが大変でした。笑

ラストは2回目のタチャイピナクル。前日同様、水中は水族館。アジ好きのお客様、優雅にフィンキックしてアジ達と泳いでいました。

3日目

シミラン諸島、ダイブクルーズ
ムット撮影のお客様と海ウチワ。

最終日、シミラン諸島に戻ってきました。サーモクラインが入っていて、水中は緑がかって少し冷たい水。シャークフィンリーフでは、サメが見れたらラッキーと思いながら泳いでいると、すごく小さなホワイトチップリーフシャークの子供がサンゴの隙間に寝ていました。小さいのでおもちゃのサメみたい!なんて言っていましたが、顔はしっかりサメでしたね。

シミラン諸島、ダイブクルーズ
イノシシ(中国干支だと豚)の干支の前で。

2本目、沖だしの中程度の流れ。大きな岩周りにはインド洋固有種の魚達がいっぱいでした。まつ毛ちゃんこと「インディアンバナーフィッシュ」やインド洋側のシテンヤッコこと「インディアンスモークエンジェルフィッシュ」などいました。クルーズラストは、気持ちよくドリフトダイブ。沈船ツナレックから津波モニュメントのリーフにいるフエダイやらチョウチョウウオやら、最後はブラックシュリンプゴビーで終了でした。

まとめ

シミラン諸島、ダイブクルーズ
リチェリューロックのサンゴ。

今回はシミラン諸島とリチェリューロック2泊3日、合計11ダイブのクルーズの様子をお伝えいたしました。大きいお魚は登場しませんでしたが、穏やかな気候と船上で同じ時間を過ごしたダイバーにも恵まれ、ホントにあっという間の時間でした。2泊じゃ物足りなさも感じたらしく、来年は3泊!4泊!と、また来年お会いできるのが楽しみです。ご参加いただきありがとうございました。

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