4泊5日のシミラン、リチェリューロッククルーズ全14ダイブに行って来ました。お客様は、バンコク在住のリピーターのおふたり。お一人は、この後、日本に帰任のため最後の思い出作りをしに来てくださいました。先シーズンはリチェリューロックでジンベイに会うことができたので、今回も期待してクルーズスタートです。では、海の様子をまとめてみました。
↓ 先シーズンの2月の時のブログです。
今がシーズン!シミラン・リチェリューロックダイブクルーズへ
今回、乗船したのはパワラ号。日程が固定されている4泊5日。シミランクルーズを走る船の中でも老舗で、しかもコストパフォーマンスが良い人気のクルーズ船です。出港の日は、船酔いと寝ることができるか心配していたお客様。酔い止めを飲んでベッドに横になると眠りにつく事ができたようで良かったです。
ダイビングスケジュール
【ダイビング1日目】
1本目 ハイダウェー(#5,6)
2本目 ストーンヘンジ(#4)
3本目 ウエストオブエデン(#7)
4本目 ハネムーンベイ(ナイトダイブ#4)
【ダイビング2日目】
1本目 エレファントヘッドロック
2本目 ノースポイント(#9)
3本目 タートルロック(#8)
4本目 ボン島(ナイトダイブ)
【ダイビング3日目】
1本目 リチェリューロック
2本目 リチェリューロック
3本目 タチャイピナクル(タチャイ島)
4本目 ウエストリッジ(ボン島)
【ダイビング4日目】
1本目 ブンスーンレック
2本目 ブンスーンレック
真っ青な色のシミラン諸島からスタート!
5日間のお天気ですが、朝方は少し風がありますが、日中にかけて落ちつき波は気になるほどありませんでした。ただダイビングポイントによってはうねりが大きく入っているところがありました。透明度は、18-25m。シミラン諸島8番、9番回りが少し緑っぽかったです。
ダイビング1日目
初日は、チェックダイブからスタート。サンゴ周りにはスカシテンジクダイやキンギョハナダイが盛りだくさん。すると、ぼんやり大きな魚の影が近づいて来てなんとナポレオンの登場。津波のモニュメントとして沈められた干支の円盤や女体像を見てきました。3本目は、アンダマンジョーフィシュからスタート。全身出ている姿は見れなかったのですが、真っ黒い頭とまん丸の目が可愛らしかったですよ。最後はロウニンアジもいました。
ダイビング2日目
シミラン諸島の中でも人気のあるダイビングポイント「エレファントヘッドロック」。いや〜、激激激流!!スイムスルーを通ってみましたが、中は四方八方に流れがありてんやわんや。ムスジコショウダイやアンダマン海固有種のアンダマンスィートリップスの魚も流れをよけて岩の影に隠れていました。浅いところにはカスミアジやロウニンアジがいたのですが、流れが強すぎて近くのは難しかったです。
最後はボン島に移動してナイトダイブ。前日のナイトより楽しかったようです。コブシメや大きな貝を背負ったヤドカリなどがいました。
ダイビング3日目
夜のうちにボン島からリチェリューロックまで移動。10艘近くのダイビングボートが集結していました。エントリーしてすぐに大きいロウニンアジがお出迎え!その下にはタイガーテールシーホースもいました。中層にはたくさんのタカサゴの群れが混ざっていて大中小サイズのロウニンアジやギンガメアジ、バラクーダがいました。根回りはソフトコーラルがびっしり、小さな小魚もキラキラしておりキレイでした。そして、今シーズンはツバメウオの群れがすごいですね!
そして、タチャイ島。流れはそこそこあり、中層にはフュージラーがたくさん!大物が期待できる南東からの流れだったので、目指すはあの岩。イソマグロや巨大なロウニンアジ、そしてギンガメアジの群れとカップリングを見てきました。群れと個体の大きさにドキドキと興奮したダイブとなりました。
ダイビング4日目
最終日は、カオラック本土に近いブンスーンレックで2ダイブ。冷たい風が強く60分潜ってると体が冷えましたが(水温は29℃)、水中はまだ成魚になりきれていない、小さいサイズの魚がたくさん。キンセンフエダイ、タイワンカマス、ギンガメアジ、テルメアジ、アーレンバーグスナッパーなど。砂地には、ジョーフィッシュやメタリックシュリンプゴビー、シャコなど。個人的には、なかなか見られないワヌケヤッコの幼魚の個体が何匹もいて大興奮しました。最後は、カメも登場してくれていい締めくくりとなりました。
まとめ
今回は、リピーターのお客様と4泊5日のシミラン、リチェリューロッククルーズ全14ダイブに行って来ました。潜って、食べて、寝てをひたすら繰り返した贅沢な4日間。あっという間に終わってしまいました。タイでダイビングを始めてから、タイの色んな海を潜ったそうですが、「やっぱりシミランが一番いいですね!」とおっしゃっていました。また一緒に潜りましょう!!本当にありがとうございました。
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