今回は、タイの素麺ことカノムチンขนมจีน(カノムジン)をご紹介します。
タイ語で直訳すると、「カノム=お菓子」、「チン(ジン)=中国」となりますが、元々は古くから東南アジアに住んでいるモン族のモン語、「カノム=固まっている」、「チン(ジン)=煮えている」からの由来だと言われているそうです。
これがプーケットの朝食「カノムチン」
見た目は、素麺。
日本の素麺は、小麦粉でできていますが、カノムチンは米粉です。
素麺より柔らかく、ツルッと軽い感じで食べることができます。
でも、素麺みたいに麺にコシはありません。
そして食べる時には、タイ風カレーをかけて食べます。
みなさんの知っている、グリーンカレーや鶏肉のイエローカレーなど好きなカレーをかけていただきます。
南部プーケットの味
タイの中でも、カノムチンにかけるカレーはそれぞれ地元のカレーがあるほど。
私の住んでいるプーケットのカノムチン屋さんで、おすすめなのがタイ南部の味「ナムヤープラー」。
魚をすり潰して、ココナッツミルクを混ぜたカレーです。
ココナッツミルクのまろやかさと魚の風味が美味しく辛さも控えめ。
これはタイ南部でしか味わえない、地元料理です!
野菜をトッピングして
カノムチンを食べるときは、テーブルに並んだ野菜やゆで卵を混ぜて食べます。
ゆで卵は別料金(5バーツくらい)ですが、野菜は無料です。
高菜の漬物、らっきょ、キュウリ、もやし、ゆで空心菜のみじん切り、キュウリの酢の物、なす、小魚、パイナップル、香草などなど。
この野菜は、お店によって種類も小皿の数も違ってきます。
たくさん置いてあるお店が好きです。
お皿に盛ってくれる麺自体、日本のラーメンから比べるとやや少なめですが、この野菜を混ぜながら食べると満腹間違いなし!
プーケットでおすすめのお店
Khanom Chin PA Mai
プーケットタウンにあるカオラン(ランヒル)の近くにあるカノムチン専門店です。
朝6:00~12:30までの営業です。
ここのバナナの葉に包まれたホーモックプラー(魚のレッドカレー蒸し)もオススメ!
カタの山の中腹にある名前のないお店
国道4028号に面し、小路 Soi Plukjae に入る角にあるお店。
朝6:00くらいから昼過ぎくらいまでの営業で不定休です。
カノムチン以外にもご飯とおかずもあります。
最後に
カノムチンはお店によって多少の値段の誤差はありますが、一皿40バーツくらいです。
お洒落で綺麗なレストランもいいですが、一回くらい安くて美味しい地元のご飯を味わってみてはいかがですか?
またプーケットの美味しいご飯屋さんのブログを書こうと思います。