日本からお越しのお客様2組を、ピピ島でのファンダイビングへご案内してきました。魚の種類や群れ、迫力ある石灰岩の断崖に囲まれたピピ島は、プーケット周辺でも特に人気の高いダイビングスポットのひとつです。今回は、色とりどりの魚やサンゴ礁に癒されながら、のんびりとファンダイビングを楽しんでいただきました。それでは、ピピ島でのダイビングの1日をまとめてみました。
このブログは、2006年からプーケットに在住しているダイビングインストラクターが書いています。プーケットのダイビングに興味がある方の参考になれば嬉しいです。
当日の海況とダイビングコンディション

乾季に入り、少しひんやりとした空気に包まれたプーケット。湿度も低く、快適に過ごせる日が続いています。ピピ島まではダイビングボートで約2時間半のクルージング。船上では朝食を楽しみながらコーヒーを飲み、ゆったりと景色を眺める贅沢な時間を過ごせました。
当日は天候にも恵まれ、海も穏やかで、船酔いの心配もほとんどないコンディションでした。
透明度はやや濁り気味で、全体的に8〜10mほど。ベストコンディションとは言えないものの、十分にダイビングを満喫できる1日でした。
ダイビングスケジュール
1本目 ビダノック(ピピ島)
2本目 タートルロック(ピピ島)
3本目 シャークポイント(マリンパーク)
魚影が濃い!ピピ島ならではの水中景観
1本目はやや流れのあるコンディション。水中に入ってすぐ、ブラックチップリーフシャークが目の前まで寄ってきてくれ、じっくり観察することができました。岩壁のくぼみにいたタイガーテールシーホースも健在で、思わずみんなでカメラを向けてしまうシーンも。
ピピ島といえば外せないのが「ゴールデンウォール」。キンセンフエダイの大群が作り出す黄金色の壁は圧巻でした。流れがあったため、魚たちが同じ方向を向いて泳ぐ姿も印象的でした。
2本目は一転して穏やかな海況。ゆったりと泳ぎながら、地形ダイビングを満喫しました。切り立ったゴツゴツした岩の造形が作り出す景色は、まさにピピ島ならではの水中景観。タイマイ(ウミガメ)にも出会うことができ、たくさんのダイバーに囲まれながらも気にする様子もなく、のんびりと食事をしている姿に癒されました。
シャークポイントで1日の締めくくり

ラストダイブはシャークポイントへ。ボートの上からは流れがあるように見えましたが、水中は意外にも穏やかで、ゆっくりとダイビングを楽しむことができました。
水中では、たくさんのクマノミをはじめ、アオリイカやトラフコウイカ、さらにカマスの群れにも遭遇。ポイント名の由来となったサメの姿は見られなかったものの、外洋ポイントらしいダイナミックな雰囲気を存分に味わえるダイブとなりました。
まとめ
ピピ島の大自然に囲まれながら楽しんだ1日。透明度や流れなどの海況も含めて、プーケットエリアの海の魅力をたっぷりと感じていただけるダイビングとなりました。これから乾季本番に入り、ますますベストシーズンを迎えるプーケットとピピ島の海。またぜひ、他のポイントにも潜りにいらしてくださいね。ご参加いただきありがとうございました。
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