タイの島々の中で1番大きなプーケット島。とってもじゃないけど、歩いて島内の移動なんて無理!少し前までは観光客は、トゥクトゥク(タクシー)やレンタルバイクの移動しか手段がありませんでしたが、近年は観光客にも利用しやすい島内を走る公共のバスが増えました。今回は、パトンビーチからプーケットタウンまでとプーケットタウン内を巡回している2つのルートをご紹介します。
このブログは、2006年からプーケットに住んでいるダイビングインストラターが書いています。プーケットタウンまでバスを使って観光したい方の参考になれば嬉しいです。
パトンビーチからスマートバスに乗ってプーケットタウンへ行こう!
プーケットスマートバスは、水色の車体が目印で、プーケット空港から東海岸沿いにバンタオビーチ、スリンビーチ、カマラビーチ、パトンビーチ、カロンビーチ、カタビーチ、そして終点のラワイビーチまでを繋ぐ格安の公共バスで観光客を始めローカルの人々からとても人気があります。
その同じバス会社がパトンビーチからプーケットタウンまでを走る「バスルート2」とプーケットタウン内を巡回する「ドラゴンライン」をスタートさせました。
これまでプーケットタウンに行くには、タクシーもしくはソンテウと言われるトラックの荷台を改造してできたローカルバスのみでした。ただソンテウの難点がローカルすぎて、どこのルートを走るのか何時に走っているのかが分かりにくい・・・。それから比べると、今回ご紹介するプーケットスマートバスは、時刻表もあり観光客の方でも使いやすく、車内はエアコン完備、大きな荷物を置く場所もあります。
パトンビーチからプーケットタウンへ
観光客の繁華街、パトンビーチの南、ビーチ沿いにあるパトンバスステーションからパトンの山側の道(ナナイ通り)を走り、カトゥの山を超えてプーケットタウンへ行くルート。
ラワイビーチやカタビーチ方面からプーケットスマートバスに乗ってパトン方面に来た方は、「パトンバスステーション」で降車すると、プーケットタウン行きのバスに乗り継ぎすることができます。
プーケットタウンへ行く途中、虎と触れ合える「タイガーキングダム」、タイ最大級のウォーターパーク「アンダマンダ・プーケット」やプーケットの若者に人気のマーケット「チルバマーケット」に降車できるようになっております。他には私立病院や国立病院にも停まることができます。
最終地点は、プーケットタウンにあるバスターミナル1(古い方のバスターミナル)。ここから空港行きのエアポートバスやバスターミナル2行きのバスに乗り継ぎすることもできます。
バスターミナル1からオールドタウンまでは歩いて15分くらい。ブラブラしながら歩くのもいいし、暑くて歩くのが辛い方は、次にご紹介する「ドラゴンライン」を利用してみてはいかがでしょうか。
バス時刻表
パトンビーチ⇔プーケットタウン間の移動時間は、約1時間10分です。タクシーだと30分くらいなので少し時間がかかってしまいますが、安く移動したい方や街の景色をのんびりと眺めながら移動したい方にはお勧めです。
※ 時刻表は予告なしに変更されますので、ご利用前にご自分で「プーケットスマートバス」のホームページにてご確認されますようお願い致します。
料金
一律50バーツ。
支払い方法は、タイバーツ現金かタイ銀行のQRコード決済のみ。バスの中で支払いします。
他に短期間で何度もバスを利用する方はデイパスもあります。
プーケットタウン巡回「ドラゴンライン」
2024年5月からスタートしていた「ドラゴンライン」。オールドタウンを中心にプーケットタウン内を無料で走っています。車内は、エアコン完備、車椅子の方でも乗降できるようになっています。
乗り場は、ドラゴンの目印がある看板のところ。また看板のQRコードをスキャンすると、バスの現在地を確認することができます。パステルカラーの建物が並ぶオールドタウンに近いバス停は、「オールドタウンインターセクション」になります。
バス時刻表
11:00-22:00まで15分刻みで運航しており、巡回の所要時間は約20分。交通状況によっては長くなることもあります。
料金
料金は、なんと無料!
歩き疲れた方や雨の時はぜひバスを利用してみてください。
まとめ
今回は、パトンビーチからプーケットタウンまでとプーケットタウン内を巡回している2つのルートをご紹介しました。現在プーケットスマートバスでは、4つの路線のバス(上の画像)が走っています。路線を乗り継げるように工夫もされています。少しずつ便利に進化しているプーケットです。プーケットへ遊びに来たら、ぜひプーケットスマートバスを使って島内を安く移動してみてください。
プーケットでダイビングに興味がある方は、日本人スタッフ常駐のミスターオーシャンダイバーズへ。世界中のダイバーが魅了されるプーケットの海へご案内いたします。