こんにちは。先日、11月19日にタイの伝統的なお祭り「ロイクラトン」があったのでその様子をお伝えしたいと思います。
ロイクラトンとは?
ロイクラトンは、別名「水の祭典」とも呼ばれていて、古くからタイに伝わる風習がそのままお祭りとなったイベントです。タイ全国各地で毎年、陰暦12月の満月の日を中心に開催されています。
「クラトン」とは灯篭のこと、そして「ロイ」とは川に流すことを意味します。川の女神であるプラ・メー・コンカーに、感謝の気持ちを捧げ、一年の罪や汚れを水に流して魂を清め幸せを願う日です。
お祭りの形式はその土地によって異なりますが、花火が打ち上げられる地域やチェンマイではランタンを一斉に上げる「イーペン祭り」があったりして、友達や家族みんなで楽しめるイベントとして地元の人にも親しまれています。
プーケットのカロンビーチでロイクラトン
さて、今年はカロンビーチでロイクラトンに参加してきました。ビーチ前には、出店がたくさん並んでいて、お肉やシーフードの串焼き、パッタイ屋、スルメ屋など日本の夏祭りのような雰囲気です。ちょっと早く着きすぎて、まだ誰も灯篭を流していなかったので、ビールを買ってお祭り雰囲気を味わっていました。
タイの伝統衣装を着た人たちの踊りの音楽が流れてきていい感じ。気づけば真っ暗になってたので、灯篭を流してきましたよ!
クラトン(灯篭)を買う!
バナナの木の幹を土台にして、バナナの葉っぱやお花で飾りづけして出来たクラトン(灯篭)。お祭り会場となるところにはたくさんのクラトンが販売されていました。大きさや豪華さで多少、値段は変わりますが一つ30〜100バーツ程度。(コロナ禍だからかな?例年より安く感じました。)またタイの学校では、この日に合わせて授業で自分のクラトンを作ったりしているんですよ。
感謝を込めて「ロイクラトン」
カロンビーチでは、ビーチ前にある池で灯篭を流してきました。灯籠の上の線香とロウソクに火を付け、1バーツなどのコインを添えて流します。中には、厄落としのために自分の髪の毛や少し切った爪を乗せる人もいるんですよ。
プーケットでロイクラトン
今回は、プーケットのロイクラトン祭りの様子でした。カロンビーチ では、欧米からの観光客もお祭りに参加していて、コロナ前よりは規模も小さいですが、それなりに賑わってる様子でした。プーケットに住んで十数年で、プーケットのロイクラトンしか知らないので、いつかはチェンマイの幻想的な光景を見て見たいな〜と思っています。
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