せっかくタイのプーケットに旅行に来たらならば本場のタイ料理を食べたいと思っている旅行者は多いのではないでしょうか。トムヤムクン、ガパオ、グリーンカレーなど。日本でも数年前からタイ料理ブームがやってきて日本人にも好まれているタイ料理。今回は、タイ料理の中で、プーケット名物と言っても過言ではない麺料理をご紹介いたします。
プーケットならではのタイ料理を食べたいと思っている方やプーケットで美味しいレストランを探している方の参考になれば嬉しいです。
プーケット名物「ホッケンミー(福建麺)」
プーケットは18~20世紀初頭まで錫の採掘と貿易で栄えた島ですが、錫での繁栄をもたらしたのは華僑の人達。その人達が最初にこれからご紹介するホッケンミー(福建麺)を作ったと言われております。
ホッケンミー(福建麺)は、マレーシアやシンガポールなど多くの東南アジアで食べられている麺料理で、それぞれの国によって見た目も味付けが違ってきます。昔、マレーシアのペナン島で食べたホッケンミーは汁がたっぷりのラーメン。プーケット発祥のホッケンミー(福建麺)は、汁が多めの焼きそばです。それでは、プーケット流のホッケンミー(福建麺)のお店をご紹介いたします。
Go La Hokkien Fried Noodlesのお店の場所
所在地:No,11 Kra Rd, Tambon Talat Yai, Mueang Phuket District, Phuket 83000
電話:076-630-409
営業時間:11:00-20:00/月曜定休
・パトンビーチから車で40分
・カタビーチから車で40分
・プーケット空港から車で50分
香ばしい香りが特徴のホッケンミー(福建麺)専門店
プーケットタウンのクラ通りとプーケット通りの交差点の角近くで、ロビンソンデパートまでも徒歩5分程のところにあるお店。比較的、交通量が多いところなので、じっくりと街並みを確認していたことはなかったのですが、「プーケットタウン レストラン」で検索していたところ美味しい!と評判だったので行ってきました。
なんと、プーケット出身のムットさんも知らなかったお店。では、店内の様子をご紹介します。
店内
タイの伝統的な建物にテーブル席がいくつかあるこじんまりした店内。店先にある厨房には、店主がいて注文を取ってくれます。ここのお店のすごいなぁ〜と思ったところが厨房はガスではなく、炭を使って調理をしております。ちょうど私が行った時間は開店してすぐだったので、まだ準備しているところ。炭に火をつけてバチバチと火の粉をあげながらフライパンを熱していたのが印象的でした。
メニュー
ホッケンミー専門店なので、メインメニューはもちろんホッケンミー。それ以外に、ホーモック(魚のすり身カレー蒸し)や豚肉のサテー(味付き串焼き)があるようです。ホッケンミーの麺は3種類あって、小麦麺でできている黄色の「ミー」、米麺の激細麺「ミーフン」、他の米麺。他の米麺は、麺が置いてあるショーケース内では見当たらなかったので、もしかしたら、ミーとミーフンだけしかないのかも・・・。ホッケンミーは一皿60バーツ。卵は、トッピングで10バーツなのですが卵を入れた方が絶対に美味しいので必ずトッピングしてほしいです。
今回は、腹ペコで行ってきたのでなんとっ!!
ミーフンと黄色い麺のミーの両方を完食してきましたよ。ミーフンの方は、汁っけがなく焼きそばに近い感じで、極細麺なのでお腹に溜まる感じも軽い感じでした。逆にミーの方は、もっちりとした食べ応えのある食感がありますが、少し汁っけがあるので、スルスルと喉を通る感じでしたよ。
そして、タイのラーメン屋さんあるあるですが、自分好みの味に調整できるように必ず砂糖、お酢、唐辛子、ナンプラーの4点が置かれています。もちろんホッケミー屋さんにもあって、コク付けしたり辛味を抑えたいときは砂糖、さっぱりさせたいときは唐辛子入りの酢、辛さを増したいときは唐辛子、塩っけを追加したり味を引締めたいときはナムプラーをちょっとずつ入れてみてください。
まとめ
今回は、プーケット発祥のプーケット流ホッケンミーをご紹介しました。プーケットタウンを中心にホッケンミーの有名店が色々とあります。ぜひプーケットタウン散策の日はプーケット流のホッケンミーをお召し上がれ!!
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