コロナ前までは、タイ国外から遊びに来るお客様に「〇〇のタイ料理が美味しいよ!」「××が世界の美食ランクで上位だよ!」とタイに来たからにはぜひ食べて欲しい料理をご紹介していましたが、ここ最近はタイ国内から来るタイ人のお客様に「タイ南部料理が食べたい!」と言われることが多くなりました。
そこで今回は、美味しいタイ南部料理をご紹介します!
南タイ料理とは?
タイ料理は大きく分けて、バンコクを中心としたタイ中部料理、タイ東北部のイサーン料理、チェンマイなどのタイ北部料理、そしてプーケットなどのタイ南部料理の郷土料理があります。
この中でも、タイ南部料理は「激辛」が特徴的で、この辛さを求めて南部料理を食べたい!という人がたくさんいます。プーケット在住歴15年の私が思うに「これがタイ料理の当たり前の辛さじゃないの??」と思うのですが、バンコクから来たタイ人は「南タイ料理は辛い」「辛くて食べられない」と言うのです。辛さ、酸味、塩気がしっかりしており、甘さは他の地域より薄い味付けになっているそうです。
本当は教えたくない!プーケットでお勧めのタイ南部料理
◆ปลาหมอสี(プラーモーシー)◆
プーケットタウンの陸運局近くにあるタイ南部料理屋さん「ปลาหมอสี(プラーモーシー)」。いつもタイ人でいっぱいの人気のお店です。
ここに初めて行ってから15年。新鮮な食材でいつも変わらない味、そして運河沿いで心地よく食事することができます。この日は、ちょっと早めに開店と同時に行って来たので、人も少なくてラッキーでした。
ちなみにプラーモーシーとは?
シクリッド科またはカワスズメ科に分類される淡水魚、汽水魚のこと。しかもこのプラーモーシーという魚は、人工的に交配された品種で「フラワーホーン」という素敵な英名がついています。
おすすめメニュー
魚介類を中心にお肉類や野菜など、一般的なタイ料理を食べることができます。私はいつもここに来たら魚が食べたい!!ので魚ばかりの料理になってしまいます。他の料理も色々と食べてみたいと思うのですが、いつも食べている料理が美味しいので毎回外せないレギュラー料理たちです。
南タイ料理と言えば、レッドカレーの魚のすり身蒸し(ホーモック、写真左上)は、出来立て熱々でした。日本でいう茶碗蒸しのような感じでお店それぞれに味や蒸し加減が違っています。辛さはそれなりにありますが、ご飯と一緒なら美味しく食べれますよ。そして、何種類もあるタイカレーの中で、ココナッツミルクが入っていなくてさっぱりと食べれることができる魚の酸っぱ辛いカレー(ゲンソム、写真右下)。これも南タイ料理ならではの辛さがあるカレーです。この前は、バンコクから来たお客様と一緒にこのカレーを食べに行って来ましたが、ヒーヒーしながら食べていました。笑
また南タイ料理だからと言って辛い食べ物ばかりではありません。ここのお店のオリジナル料理、苦瓜と魚のスープ(写真右上)は、魚の出汁が滲み出ていてとってもコクがあります。片栗粉でとろみがついているので苦瓜にも絡んでとにかく美味しい!私のお気に入りです。
この日は、2人でおかず4品、白米、コーラを頼んで500バーツ(約1,700円)でした。もう、お腹がはち切れそうなくらいだったので、2人でおかず4品は欲張ってしまいました。笑
場所はプーケットタウンにあり、パトンやカタからは少し距離がありますが行く価値ありの南タイ料理屋さんですよ。
お店の場所
ปลาหมอสี(プラーモーシー)
住所:111, 113 Kra Rd, Tambon Talat Yai, Mueang Phuket District, Phuket 83000
電話番号:076-210-095
営業時間:17:00~22:30(時々、お休みの時があります)