いつもご利用いただいているリピーター様と、1泊2日のシミランクルーズへ出かけてきました。シミラン諸島へは、約2年ぶりのご来島。何度潜っても新しい発見があるシミランの海は、今回も期待を裏切らない透明度と、たくさんの魚たちで迎えてくれました。それでは、水中の景色や船上での様子など、シミランクルーズの様子をまとめてご紹介します。
このブログは、2006年からプーケットに在住しているダイビングインストラクターが書いています。プーケットのダイビングに興味がある方の参考になれば嬉しいです。
お天気良しの1泊2日クルーズ

出発の朝は、小雨がぱらつき、風も強かったため、海のコンディションを少し心配しながらのスタートとなりました。しかし、スピードボートで沖に出てみると、海は驚くほど穏やかで、揺れることもほとんどなく、予定通りシミラン諸島へ向かうことができました。
クルーズ中の2日間は、お天気にも恵まれ、波もほとんどないベストコンディション。シミランらしい透明度の中で、快適にダイビングを楽しむことができました。
ダイビングスケジュール
【1日目】
1本目 ナムチャイベイ(シミラン諸島No,9)
2本目 スリーツリーズ(シミラン諸島No,9)
3本目 ウォーターフォールベイ(シミラン諸島No,8)
4本目 ナムチャイベイ(ナイトダイブシミラン諸島No,9)
【2日目】
1本目 クリスマスポイント(シミラン諸島No,9)
2本目 ウエストリッジ(ボン島)
3本目 コーラルガーデン(ボン島)
クルーズ出発!1日目のシミラン諸島
1日目は、のんびりとした雰囲気の中でスタートしました。場所によってはサーモクラインの影響でひんやりと冷たい水が入り込んでいましたが、全体的には快適なコンディションでダイビングを楽しむことができました。
サンゴ周りでは、スカシテンジダイやキンギョハナダイが舞い、インド洋固有種のチョウチョウウオや色鮮やかなキンチャクダイを中心に観察。さらにラッキーなことに、ナポレオンフィッシュもサプライズで姿を見せてくれました。
砂地エリアでは、チンアナゴやオーロラパートナーゴビー、アンダマンジョーフィッシュなどをじっくり観察。夕方のダイブでは、メスに必死にアピールするマッコースカーズラッセの行動も見ることができ、見どころ満載の楽しいダイブとなりました。
強い流れに翻弄されたシミランクルーズ2日目
満月から2日後ということで、「きっと流れるだろう」と予想しながらエントリー。しかし実際の流れは、その予想を超える強さで、潮がぶつかり合う場所では、吐いた泡が洗濯機のように渦を巻いていました。
そんなコンディションのクリスマスポイントでは、魚たちも流されまいと必死に泳ぐ姿が印象的。もちろん私たちも、岩陰に身を寄せながら無理をせず、安全最優先でダイビングを行いました。
2本目と3本目はボン島へ移動し、マンタを狙ってのダイビング。シミラン諸島よりも透明度が高く、青く澄んだ水の中で、黄色と水色のタカサゴの群れがとても美しく映えていました。ラストダイブでは、エントリー直後にマダラトビエイが砂地で食事をする姿に遭遇。
マンタの登場はなかったのですが、最後まで気の抜けない、見どころ満載のダイビングとなりました。
まとめ

今回は、リピーター様と1泊2日のシミランクルーズに行ってきました。
色とりどりのサンゴや魚たちが多くいて、シミランらしい海の中を楽しむことができました。そして何より、船上でののんびりの流れる時間や他のお客様と一緒に過ごす時間もクルーズならではの醍醐味ですね。今回もありがとうございました。また一緒に潜りましょう!
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