プーケットの海は魅力の宝庫!
プーケットはタイ王国の南部に位置する人気の観光地であり、一年を通してマリンアクティビティが盛んです。プーケット周辺には真っ白な砂浜とエメラルドグリーンの海、美しいサンゴ礁、アンダマン海ならではの生物が豊富に存在し、ダイビングやシュノーケリングの楽しみがたくさん詰まっています。
プーケット周辺には数多くの素晴らしいダイビングポイントが点在しています。その中でも特に有名なのがシミラン諸島、ラチャノイ島やラチャヤイ島、マリンパーク、そして人気の高いダイビングポイントのピピ諸島です。
・シミラン諸島/スリン諸島
乾季限定(10月中旬〜5月上旬)にオープンする、タイの海洋国立公園・シミラン諸島。真っ青に透き通った海と色鮮やかなサンゴ礁が広がり、固有種の魚やウミガメ、さらにはマンタやジンベイザメなど、ダイバー憧れの大物に出会えるチャンスもあります。また、シミラン諸島の北部にはミャンマー国境に近いスリン諸島があり、その外洋には「リチェリューロック」と呼ばれる、タイで最も人気の高いダイビングポイントも存在します。
シミラン諸島やスリン諸島へのアクセスは、日帰りツアーやダイブクルーズで楽しむことができます。
・ラチャノイ島/ラチャヤイ島
初心者からベテランのダイバー、子供からシニアの方などの家族連れに人気があります。比較的穏やかで、流れもほとんどなく、浅瀬もあるので間近でカラフルなサンゴ礁やスズメダイやチョウチョウウオ、カマスなどの魚、ラチャヤイ島の沖では沈船を見られることで知られています。一年を通して最も海が青く透明度が上がる時期が雨季(6月〜10月)です。
・マリンパーク方面
中級者ダイバーには、深さと流れが比較的あるマリンパーク方面もおすすめです。流れがある分、サンゴ礁は生き生きと大きく成長しており、水中生物の種類や量はとても豊富です。ただラチャノイ島やラチャヤイ島に比べると透明度は低めです。
・ピピ諸島
特に観光客に人気が高く、シュノーケルやダイビング好きにとっては必見のポイントです。ピピ諸島周辺にはさまざまなダイビングスポットが点在しており、比較的浅いところも多いので、ビギナーからベテランまで楽しめるポイントが豊富に揃っています。ピピ諸島の特徴でもある断崖絶壁の島からなる水中地形は迫力があり、魚の群れをはじめとするウミガメ、そして時折サメなども観察することができます。
・カタビーチ
プーケット周辺でシュノーケルやダイビングを気軽にするならば、断然、カタビーチがおすすめです。波がない時期の乾季限定(10月中旬〜4月下旬)ですが、遠浅に広がる珊瑚エリアには、子供サイズのアジやカマス、可愛らしいクマノミなどに会うことができます。
【プーケットのベストシーズン】
1〜3月 | 4〜5月 | 6〜10月 | 11〜12月 | |
季節 | 乾季 | 暑季 | 雨季 | 乾季 |
気温 | 28〜33℃ | 28〜35℃ | 25〜32℃ | 28〜33℃ |
水温 | 28〜30℃ | |||
ダイビング可能なポイント | 一年中:ラチャ島、マリンパーク方面、ピピ諸島 | |||
10月下旬〜4月:シミラン諸島、スリン諸島、カタビーチ |
一年の中でプーケットのベストシーズンは、11月〜4月頃までです。その中でも2月〜4月中旬までは気候が最も安定する時期となります。そして、何より雨季はモンスーンの影響を受けて海の表情が大きく変わるため、安全に楽しく潜るためにはその時期に最適なダイビングポイントを選んで遊ぶことが重要です。
【プーケットのダイビングポイント比較】
レベル | シュノーケル | 体験ダイブ | ファンダイブ | ツアー | |
ラチャヤイ | 初級 | ○ | ○ | ○ | ボートダイブ |
ラチャノイ | 初級 | ○ | ○ | ○ | ボートダイブ |
マリンパーク | 中級以上 | × | × | ○ | ボートダイブ |
ピピ | 初級中級 | ○ | ○ |
○ | ボートダイブ |
カタビーチ | 初級 | ○ | ○ | ○ | ビーチダイブ |
シミラン・スリン | 中級以上 | ○ | × | ○ | ボートダイブ |