レオナルドディカプリオ主演の映画「ザ・ビーチ」によって有名になったピピ島。
毎日多くの人が訪れる大人気の観光地で世界中のダイバーにも有名なダイビングポイントです。
石灰岩でできた水上景観は迫力満点のうえ、息を呑む美しさ。水中はシュノーケリングやダイビングをする人々みんなを圧巻させる魚影と魚種が見所のひとつで、時間がたくさんあっても飽きません。
現在、ボートスケジュールのほとんどがピピ島とシャークポイントを回る3ダイブのスケジュールになっております。この機会に大人気のピピ島で潜ってみましょう!
ピピ島の基本情報
ピピ島まではプーケット南東にあるチャロン港からダイビング専用のボートに乗って片道二時間半で行くことができます。
ピピ島は、6つの島からなり、ピピドン島だけが有人島。
ダイビングポイントは、その日の海況によって変わりますが、主にピピドン島の南にある、ピピレイ島、ビダナイ、ビダノックをメインに潜っていきます。水中ではフエダイ、ウミガメ、サメ、クマノミなど豊富な魚の種類と群れを堪能できます。島周りのダイビングポイントばかりなので、波よけや流れ避けもできるので、ダイビングと一緒にシュノーケリングの方も楽しんでいただけます。
【ピピ島のダイビングポイント】
ビダナイ
海のど真ん中にそびえ立つビダナイ(写真、左)とビダノック(写真、右)はピピ島の中で代表的なダイビングポイント。
島の西側は断崖絶壁の地形でできており、水底25mまで落ち込んでる地形です。大きなウミウチワや綺麗なウミトサカが咲き乱れているのに対して、逆の東側は広い砂地が混じるなだらかなリーフになっております。
浅場にはイソギンチャクがびっしりとあり、ここプーケットで見られるクマノミ5種類のうちの4種類はここで見ることができるでしょう。
ビダノック
水中景観は、緩やかにサンゴ礁が傾斜になっており、ギザギザとした岩肌がダイナミックな地形を作っています。
水中全体に広がる種類豊富色とりどりなサンゴ礁も見どころのひとつです。
魚は、フエダイやアジの群れ、カメ、水深3mのところではブラックチップリーフシャークに出会えるかもしれません。
また、大物のジンベエザメの遭遇率も多いのでプーケットから行ける日帰りツアーの中でもオススメのポイントになっております。
潜る時は、流れに沿って泳ぐドリフトダイビングが主なスタイルです。
タートルロック
ピピ島の中で2番目に大きいピピレイ島の西側にある。
比較的浅いポイントで、流れもほとんどないので、ゆっくり潜ることができます。
少しずつ波によって削られてできたオーバーハングのところでは、光と影のコントラストが楽しめたり、水中全体に広がる種類豊富なサンゴ礁も見どころのひとつです。
カメの遭遇率はここが一番高いでしょう!
パロンウォール
ここも比較的浅いポイントで、3〜5mの棚になっているリーフにはブラックチップリーフシャーク(ツマグロ)が生息していることでダイバーに人気のポイントです。
浅いところから続くサンゴの傾斜部分には、カメがご飯を食べていたり、大きなロブスターが隠れていたりします。