和名 : ヤッコエイ
英名 : Kuhl’s stingray
学名 : Dasyatis kuhlii
分類 : トビエイ目アカエイ科
体盤幅、約42cm、長さ70cmになる「ヤッコエイ」。分布域は、北海道以南の日本各地沿岸、琉球列島、小笠原諸島、東シナ海~インド洋などけっこう広いところで見られます。背中は、暗緑色で青色点が散在し、尾ビレは暗色と淡色の縞模様をしていて毒棘があるのが特徴。目は、周囲を見渡せるような位置にあって飛び出ています。
また背中に砂をかけて隠れている所をよく見るのですが、これは外敵から身を守るためです。そして、単独か小群れしか作らないので、いつもダイビング中に一度で見れるヤッコエイって1匹〜3匹くらい。1匹見つけると急いで砂から出て泳ぎ去っていくときの騒がしさで、2匹、3匹と続く感じ。ただ、2019年のスリン諸島、リチェリューロックは水温が21〜23℃くらいまで低下したのですが、この時のエイの群れは凄かった!!水底に50匹くらい隠れていて一斉に泳ぎ出す・・・これは圧巻でした。
ヤッコエイの天敵は海の王者だった!
毒棘があるので、魚の世界では捕食を避けるようですが、シュモクザメとシャチは天敵らしい。特にシャチは若魚がお好みだとか・・・。シュモクザメもシャチもいないプーケットでは、ヤッコエイは比較的伸び伸び過ごしてるってことかな?!笑
見ることができるダイビングポイント
- ラチャヤイ島
- ラチャノイ島
- マリンパーク方面
- ピピ島
- シミラン諸島、スリン諸島、リチェリューロック
