和名 : タテジマキンチャクダイ
英名 : Emperor Angelfish
学名 : Pomacanthus imperator
分類 : スズキ目キンチャクダイ科
ダイバーにもアクアリスト(海水魚飼育家)にも人気のある「タテジマキンチャクダイ」。ニックネームは、「タテキン」。横縞なのになんでタテジマ(縦縞)なんだろうと不思議に思う魚ナンバーワンではないでしょうか?
魚の頭を上にして体の模様を見てみると・・・あらっ、縦縞!!この魚以外にも、横縞なのに縦縞、縦縞なの横縞と名前が付けられている魚がいるんですよ。サンゴ礁周りに住んでいて、基本、群れを作ることは一切なく単独行動する魚で、配偶者とのみペアで泳ぐようです。
インド洋型のタテジマキンチャクダイ

生息域が広いタテジマキンチャクダイ、インド洋側と太平洋側で見ることができるのですが、背鰭の一番後ろの部分(赤丸のところ)の形がちょっと違ったりします。インド洋側は丸くなっていますが、太平洋側は一本のトゲが伸びています。
幼魚を探そう!!

魚の世界では、幼魚から成魚になるにつれて体色や模様が変化することは珍しいことではないのですが、このタテジマキンチャクダイは、そんな魚の代表格で成魚以上に大人気なんです。幼魚のウズマキ模様から、約2年かけて体長40cmくらいの成魚として成長していくそうです。
見ることができるダイビングポイント
- ラチャヤイ島
- ラチャノイ島
- マリンパーク方面
- ピピ島
- シミラン諸島、スリン諸島、リチェリューロック